【デモページ|6月・0歳児】個人案の文例【おまもりプラス】

2025年4月1日

個人案PDF

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敬称と性別表記について

LGBTQ+の観点から、保育士が園児を表記する際は『くん』『ちゃん』を使わず、『さん』で統一、園児が自身を称する際や園児同士のやり取りを記載する場合は『ちゃん』で統一しています。また、発達段階の観点では性差はあると考えられるため、男児/女児としています。

 

Aさん(高月齢/男児/活発)(1歳2カ月/4月生まれ)

子どもの姿

  • 睡眠の途中で目を覚まして泣くことがあるものの、保育者にトントンしてもらったり抱っこされることで、再び眠ることができた。(養護)
  • 保育者の手遊びをまねて、手や体を動かして楽しみ、「もう一回」と本児なりに要求する姿が見られた。(教育)
  • 段ボール遊びでは、トンネルくぐりや、空箱への出入りを楽しんでいた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 睡眠の途中で目を覚まして泣くことがあるものの、保育者にトントンしてもらったり抱っこされることで、再び眠ることができた。(養護)
ねらい 安心して一定時間眠る
内容 信頼する保育者の心地よい関わりの中で入眠し、途中で目覚めても、そばに保育者がいることに気づくと安心して再入眠する。
環境構成・配慮・援助 室温や湿度を快適に保ち、物音や保育者の声の大きさに配慮して、心地よく眠れる環境を整える。特定の保育者が午睡を見守り、優しくトントンしたり子守唄を歌いながら入眠を援助し、途中で目が覚めたときは、「びっくりしたね」「まだ眠たいね」と優しく声をかけ、そばに寄り添いながら手をつないだり体をさすり、安心して再入眠できるようにする。
評価・反省 園での生活リズムが安定し、安心して入眠することができ、途中で起きる日も少なくなった。徐々に自分で入眠できるよう、過度に体に触れず、そばで見守る対応を取っていく。

教育

子どもの姿(再掲) 保育者の手遊びをまねて、手や体を動かして楽しみ、「もう一回」と本児なりに要求する姿が見られた。(教育)
ねらい 保育者と安心して関わりながら、思いを十分に出す
内容 保育者と一対一で、手遊びやわらべうたあそびをくり返し楽しむ。
環境構成・配慮・援助 本児が模倣しやすい手遊びやわらべうたあそびを、向き合ってゆったりと楽しめるようにする。本児と目を合わせ、反応を見ながら「まねっこできたね」「面白いね」と楽しさに共感し、本児なりの「もう一回」の要求を受け止めてくり返し行い、満足感を味わえるようにする。
評価・反省 保育者の動きをよく見てまねしながら楽しんでいた。友だちの動きにも興味を示しているため、少人数で一緒に楽しみながら、楽しさを共有できるようにしていく。

食事

(完了食)

  • 手づかみ食べする姿を見守り、口に詰め込みすぎないよう注意しながら、「カミカミしようね」と優しく伝える。
  • スプーンで遊ぶときは、「危ないから止めようね」とわかりやすく伝えて止め、「一緒にやってみよう」と声をかけながら、後ろから手を添えて持ち方や使い方を丁寧に知らせていく。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):段ボール遊びでは、トンネルくぐりや、空箱への出入りを楽しんでいた。

  • 身近な素材に興味を示し、本児なりに関わったり試しながら好奇心を満たす姿を保護者に共有し、成長を感じられるようにする。
  • 泥あそびや感触あそび用に、汚れても良い衣服の準備を保護者に依頼する。

Bさん(高月齢/女児/活発)(1歳1カ月/5月生まれ)

子どもの姿

  • オムツ交換の際にあおむけになることを嫌がり、すぐに寝返ろうとしていた。(養護)
  • 「これが欲しい」「あっちへ行きたい」などの要求を、指差しで表現していた。(教育)
  • 型落としを楽しみ、うまく入れられたときには、そばで見守る保育者の顔を見て、拍手しながら喜んでいた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) オムツ交換の際にあおむけになることを嫌がり、すぐに寝返ろうとしていた。(養護)
ねらい 心地よい姿勢で、安心してオムツ交換に応じる
内容 オムツ交換の前にあおむけの姿勢でわらべうたあそびを楽しんだり、つかまり立ちの姿勢で交換してもらい、清潔になった心地よさを感じる。
環境構成・配慮・援助 あおむけでオムツ交換を行う際には、「きゅうりができた」「いっぽんばしこちょこちょ」などのわらべうたあそびを取り入れ、リラックスしやすい雰囲気を作る。つかまり立ちで行う場合は、保育者の肩につかまらせて安定感を持たせ、終わったあとは「さっぱりしたね」など、心地よさを感じられる声かけを行う。
評価・反省 「きゅうりのお歌のあとにオムツを替えよう」といった声かけに喜んで応じ、あおむけでの交換も嫌がる様子は見られなくなった。つかまり立ちでのオムツ交換も安定してきているが、引き続き安全に十分配慮する。

教育

子どもの姿(再掲) 「これが欲しい」「あっちへ行きたい」などの要求を、指差しで表現していた。(教育)
ねらい 指差しや身振り、一語文など、自分なりの表現で思いを伝えようとする
内容 指差しや身振り、発声により表現した思いや要求を保育者に受け止めてもらい、伝わる喜びを味わう。
環境構成・配慮・援助 散歩や絵本の時間を楽しむ中で、本児が指差しや身振り、発声などで気持ちを表現する姿を見逃さずに受け止め、「○○が欲しいの?」「こうしたいのかな?」「あちらへ行きたいんだね」と、丁寧に言葉にして返す。本児の思いを先取りし過ぎず、思いが通じる喜びを感じられるよう、ゆったりとしたやり取りを心がける。
評価・反省 思いが通じることを喜び、盛んに指差しや発声で気持ちや要求を表現する姿が見られた。保育者の言葉を本児なりにまねして発声する姿を受け止めながら、言葉の発達を促していく。

食事

(完了食)

  • 本児なりにスプーンを使おうとする意欲を大切にしながら、後ろから手を添えて持ち方を知らせ、徐々に慣れていけるようにする。
  • 好き嫌いがはっきりしてきたため、保育者が食べて見せることで興味を引き出したり、無理強いせず次の機会にするなど柔軟に対応し、食べる喜びを大切に育んでいく。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):型落としを楽しみ、うまく入れられたときには、そばで見守る保育者の顔を見て、拍手しながら喜んでいた。

  • 本児が好きな遊びを十分に楽しみ、満足感や達成感を味わえるように関わりながら、その様子や保育者の関わりを保護者に丁寧に伝えていく。
  • 園で手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿を共有し、家庭でも保護者が食べさせるだけでなく、無理なく自分で食べる機会を増やせるよう促す。

Cさん(高月齢/男児/静か)(1歳0カ月/6月生まれ)

子どもの姿

  • 連休明けから休まずに登園し、食事や睡眠など、園での生活リズムが安定してきた。(養護)
  • 保育者の体や机、棚など、様々な場所でつかまり立ちを楽しむ姿が増えた。(教育)
  • 保育者の言葉を自分なりにまねしながら発声を楽しんでいた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 連休明けから休まずに登園し、食事や睡眠など、園での生活リズムが安定してきた。(養護)
ねらい 安定した生活リズムの中で、健康的に過ごす
内容 十分に休息を取りながら日中の活動や食事を楽しみ、満足感を得て、一日を通して機嫌よく過ごす。
環境構成・配慮・援助 本児の生活リズムを職員間で共有し、適切なタイミングを見極めて午前睡や午睡に誘い、睡眠後は好きな遊びや食事の時間に気持ちよく移行できるよう優しく声をかけ、信頼する保育者との関わりを通じて楽しさや満足感を味わえるようにする。疲れや不調が見られるときは、無理なく過ごせるよう配慮しながら、丁寧に様子を観察する。
評価・反省 週明けは朝から疲れや眠気が見られることが多く、睡眠時間が長くなる傾向があった。水遊びが始まるとさらに疲れが出やすいため、日々の様子を観察し、十分に休息が取れるよう引き続き連携していく。

教育

子どもの姿(再掲) 保育者の体や机、棚など、様々な場所でつかまり立ちを楽しむ姿が増えた。(教育)
ねらい 探索を通じて、様々な姿勢を楽しむ
内容 気に入った玩具を見つけ、ハイハイやつかまり立ちで近づき、手や口で感触を楽しむ。
環境構成・配慮・援助 安全のため、床に玩具が散らかり過ぎないよう配慮し、本児が興味を持ちやすい素材や形の玩具を、ハイハイやつかまり立ちで届く位置に配置する。つかまり立ちの際はそばで見守りながら転倒を防ぎ、本児の発見や玩具の感触の面白さに共感し、「見つけたね」「面白いね」と伝え、探索への意欲を育む。
評価・反省 壁面の吊るし玩具や机の上の玩具に興味を示し、つかまり立ちや伝い歩きで近づき、手を伸ばす姿が見られた。転倒しないよう注意して見守りつつ、自由に体を動かしながら探索する楽しさに共感し、意欲を育む。

食事

(後期食)食後ミルク80cc

  • よく噛んで食べる姿を大いに認め、「モグモグできたね」「おいしいね」と優しく伝え、食事の楽しさを感じられるようにする。
  • 口周りや机の上が汚れやすいため、「きれいにしようね」と伝えて顔を拭いたり食べこぼしを取り除き、気持ちよく食べられるよう配慮する。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):保育者の言葉を自分なりにまねしながら発声を楽しんでいた。

  • 本児の発声を優しく受け止め、「まねっこできたね」「上手に言えたね」と伝えて意欲を育み、その様子を具体的に保護者に伝え、家庭でも同様のやり取りを楽しんでもらえるようにする。
  • 懇談会やおたよりを通じて、園で親しんでいる手遊びやわらべうた、絵本を紹介する。
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Dさん(高月齢/女児/静か)(0歳11カ月/7月生まれ)

子どもの姿

  • 散歩や午睡のあとなどによく汗をかき、こまめに着替えていた。(養護)
  • 保育者に支えられて寝返りをすると嬉しそうに笑ったり、声を出して喜ぶ姿が見られた。(教育)
  • 入園当初と比べて感情表現が豊かになり、保護者や親しんでいる保育者と離れる際に泣く姿が見られるようになった。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 散歩や午睡のあとなどによく汗をかき、こまめに着替えていた。(養護)
ねらい 梅雨の時期を快適に過ごす
内容 汗をかいたときは、清潔な衣服に着替えさせてもらったり、沐浴で体を洗ってもらい、清潔になった気持ちよさを感じる。
環境構成・配慮・援助 室温と湿度は一定時間ごとに確認し、エアコンや扇風機を活用しながら、快適な室内環境を整える。活動後や午睡明けに汗をかいているときは、清潔な衣服への着替えや、信頼する保育者が沐浴を行いながら、「気持ちいいね」「さっぱりしたね」と声をかけ、清潔になる気持ちよさや満足感を味わえるようにする。
評価・反省 特定の保育者による着替えや沐浴に安心して応じ、笑顔を見せたり、やり取りを楽しむ姿が見られた。今後の暑さに備え、一日を通して健康で快適に過ごせるよう、引き続き室内環境や体調に配慮する。

教育

子どもの姿(再掲) 保育者に支えられて寝返りをすると嬉しそうに笑ったり、声を出して喜ぶ姿が見られた。(教育)
ねらい 寝返りを楽しむ
内容 保育者に支えられながら寝返りをしたり、興味のある玩具に手を伸ばそうとする中で自ら寝返りをし、体を動かす楽しさを味わう。
環境構成・配慮・援助 「いもむしごろごろ」のわらべうたに合わせて本児の足や体を優しく揺らしたり、腰と背中を支えて寝返りを援助し、無理なく体を動かす楽しさを感じられるようにする。また、好きな玩具をそばに置いたり、名前を呼んで興味を引き、自分で横向きになったり寝返りができたときには、「ゴロンできたね」と声をかけて達成感につなげる。
評価・反省 欲しい物に向かって自ら寝返りをする姿が見られるようになった。本児のペースを大切にしながら、お座りやずりばいなども無理なく行えるよう援助し、体を動かす意欲を育んでいく。

食事

(中期食)食後ミルク160cc

  • 意欲的に口を開けて食べる姿を認め、目を合わせて「おいしいね」と声をかけつつ介助し、食べる喜びを味わえるようにする。
  • 食材の舌触りや味に慣れず口から出すときは、保育者が食べて見せて興味を引き出したり、おかゆと混ぜてとろみをつけるなど工夫し、食べやすくしながら徐々に慣れていけるようにする。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):入園当初と比べて感情表現が豊かになり、保護者や親しんでいる保育者と離れる際に泣く姿が見られるようになった。

  • 家庭での関わりの参考となるよう、本児なりに思いを表現する様子を保護者に丁寧に伝え、「こうしたいんだね」「嫌なんだね」と言葉にして返すことの大切さを共有する。
  • 家庭でも様々な姿勢で遊べるよう、安全な援助の仕方をわかりやすく伝えるとともに、家庭での様子を聞きながら、本児の成長を一緒に喜ぶ。
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Eさん(中月齢/男児/活発)(0歳10カ月/8月生まれ)

子どもの姿

  • オムツ交換や離乳食を嫌がるときは、大きな声で泣いたり、体をのけ反らせて思いを表現していた。(養護)
  • つかまり立ちの姿勢で屈伸をしたり、興味のあるものに向かって素早くハイハイで移動するなど、意欲的に体を動かしていた。(教育)
  • 友だちへの興味が高まり、積極的に近づいて顔をのぞき込んだり、衣服を引っ張るなど、本児なりに関わろうとする姿が見られた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) オムツ交換や離乳食を嫌がるときは、大きな声で泣いたり、体をのけ反らせて思いを表現していた。(養護)
ねらい 自己主張を受け止めてもらいながら、安心して過ごす
内容 自分なりに表現した要求や不快感を、保育者に丁寧に受け止めてもらい、思いが伝わる喜びを感じる。
環境構成・配慮・援助 表情や泣き声、体の動きなどで本児が表現する気持ちを受け止め、「今は嫌なんだね」「びっくりしたね」と優しく代弁する。安心できる特定の保育者が継続的に関わる中で、思いが伝わる喜びを感じられるようにし、安心して自己主張できるようにしていく。
評価・反省 一度泣き出すとなかなか泣き止まない姿も見られるが、信頼する保育者が優しく声をかけながら関わることで、少しずつ気持ちが落ち着いていった。自己主張が増えていく時期なので、気持ちを丁寧に受け止めながら、安心感を育む。

教育

子どもの姿(再掲) つかまり立ちの姿勢で屈伸をしたり、興味のあるものに向かって素早くハイハイで移動するなど、意欲的に体を動かしていた。(教育)
ねらい 探索を通じて、体を動かす楽しさを感じる
内容 室内で興味のある玩具を見つけ、ハイハイやつかまり立ち、伝い歩きで近づき、手や口で感触を味わいながら遊ぶ。
環境構成・配慮・援助 つかまり立ちや伝い歩きができる柵や棚の安全確認を行い、本児の興味を引く清潔で安全な玩具を手の届く位置に配置する。ハイハイや伝い歩きを楽しみながらのびのびと探索する姿を見守り、玩具に手が届く喜びを味わえるように、「見つけたね」「取れたね」と声をかけて寄り添い、好奇心を育む。
評価・反省 伝い歩きで探索を楽しみ、棚から玩具を次々と出して遊ぶ姿が見られた。つかまっている柵を揺らして遊ぶときは、さりげなく止め、こまめに点検を行い、転倒などの思わぬケガを防げるよう配慮する。

食事

(後期食)食後ミルク100cc

  • 手づかみで食べたり、食べたいものを指差して伝える姿を受け止め、「これが食べたいんだね」「おかわりしようね」と応答的に関わり、食への意欲を育む。
  • 口に入れ過ぎていないか、よく噛めているかを観察し、調理員と様子を共有しながら、本児の発達に合った食材の固さや大きさに進めていく。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):友だちへの興味が高まり、積極的に近づいて顔をのぞき込んだり、衣服を引っ張るなど、本児なりに関わろうとする姿が見られた。

  • 友だちと関わろうとする様子を具体的に伝えることで、園で楽しく過ごしている姿を保護者がイメージしやすいようにする。
  • 泥や水、感触遊びに必要な着替えやタオルなどの持ち物について、保護者にわかりやすく伝え、準備をお願いする。
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Fさん(中月齢/女児/活発)(0歳9カ月/9月生まれ)

子どもの姿

  • 鼻水や顔を拭かれることが苦手で、泣いて嫌がっていた。(養護)
  • ハイハイで室内やテラスを探索し、興味を持った玩具や遊具を見つけると素早く近づき、手に取って遊ぶ様子が見られた。(教育)
  • 登園時に泣くことが徐々に減り、信頼する保育者が受け入れを担当する際には、自ら抱っこを求めて保護者から離れられる日もあった。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 鼻水や顔を拭かれることが苦手で、泣いて嫌がっていた。(養護)
ねらい 清潔にしてもらうことを喜ぶ
内容 食後などに顔が汚れたときは、信頼する保育者の優しい声かけや関わりに安心しながら顔や口を拭いてもらい、清潔になった心地よさを感じる。
環境構成・配慮・援助 顔を拭かれることを嫌がる気持ちを受け止めつつ、ガーゼやティッシュを使って「おつむてんてん」「おおかぜこい」などのわらべうたあそびを取り入れ、リラックスできるようにする。本児の様子を見計らって「きれいにしようね」と声をかけてから、優しく顔の汚れを拭き取り、最後には「おしまいだよ、頑張ったね」「気持ちいいね」と伝えて心地よさを感じられるようにし、苦手意識の軽減を図る。
評価・反省 わらべうたあそびを喜び、拭かれる瞬間には顔を背けるものの、苦手意識が薄れてきた様子だった。今後も本児に合わせた関わりを続け、清潔を保てるようにしていく。

教育

子どもの姿(再掲) ハイハイで室内やテラスを探索し、興味を持った玩具や遊具を見つけると素早く近づき、手に取って遊ぶ様子が見られた。(教育)
ねらい 好きな玩具を見つけ、くり返し遊ぶ
内容 室内をハイハイで探索し、興味のある玩具を見つけて関わり、手や口で感触を確かめたり、押す、引っ張る、つまむなどの遊びを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 安全に探索できるスペースに、布製の玩具や音が鳴る玩具、ボタンを押したりひもを引っ張って遊べる玩具などを用意し、本児の好奇心を刺激する。周囲の安全に注意しながら探索を見守り、気に入った玩具で遊ぶ姿に寄り添い、楽しさに共感する。
評価・反省 園の環境に慣れ、保育者から離れてのびのびと探索を楽しむ姿が見られるようになった。近くにいる友だちや、友だちが持っている玩具への興味にも寄り添いながら、心地よく関われるように仲立ちする。

食事

(中期食)食後ミルク140cc

  • 口を大きく開けて食べる姿を認め、「大きなお口で食べられたね」「おいしいね」と声をかけながら、楽しい雰囲気の中で意欲を育む。
  • カボチャや芋類を口から出しやすいため、少量ずつ口に運べるよう配慮したり、保育者が食べる姿を見せながら、無理のない関わりで興味を引き出す。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):登園時に泣くことが徐々に減り、信頼する保育者が受け入れを担当する際には、自ら抱っこを求めて保護者から離れられる日もあった。

  • 泣かずに登園したときは、「ニコニコで来てくれたんだね」と保護者の前で本児の姿を大いに認め、成長を共に喜ぶ。
  • 湿度や暑さで汗をかきやすくなるため、着替えを多めに準備してもらい、清潔を保てるよう配慮する。
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Gさん(中月齢/男児/静か)(0歳8カ月/10月生まれ)

子どもの姿

  • 担任の保育者に親しみ、リラックスして過ごしているが、他のクラスの保育者や調理員には人見知りをし、泣く姿が見られた。(養護)
  • 近くにいる保育者や興味を持った玩具に向かって、ずりばいで近づく姿が見られるようになった。(教育)
  • 連休明けに発熱して欠席したが、回復後は機嫌よく登園し、体の動きや喃語も活発になった。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 担任の保育者に親しみ、リラックスして過ごしているが、他のクラスの保育者や調理員には人見知りをし、泣く姿が見られた。(養護)
ねらい 不安を受け止めてもらいながら、安心して過ごす
内容 不安を感じたときは、信頼する保育者に抱っこしてもらったり、わらべうたあそびを通じたスキンシップによって安心感を得る。
環境構成・配慮・援助 職員間で連携を取りながら、大人の部屋の出入りや声量に配慮し、落ち着いて過ごせる環境を整える。他のクラスの保育者や調理員に人見知りや不安を感じているときは、抱っこなどで安心できるように関わりながら、「○○先生だよ、よろしくね」と優しく伝え、無理のない範囲で関わりを持ち、徐々に慣れていけるようにする。
評価・反省 担任以外の職員とも無理なく関わることができた。人見知りは続いているため、異年齢交流の時間や延長保育の際に、少しずつ担任以外の他者と関わる機会を設け、信頼関係を築けるよう援助していく。

教育

子どもの姿(再掲) 近くにいる保育者や興味を持った玩具に向かって、ずりばいで近づく姿が見られるようになった。(教育)
ねらい ずりばいで探索を楽しむ
内容 興味を持った玩具に向かってずりばいをし、手が届いた喜びを感じながら、触ったり舐めたりして感触を楽しむ。
環境構成・配慮・援助 ずりばいがしやすいよう、広く安全な場所を確保し、色彩豊かで音の出る玩具を配置する。目的の玩具に自ら向かって進む様子を見守りながら、「上手に進めているね」「もう少しだよ」と励ましたり、必要に応じて足の裏を支えて進みやすいように援助し、体を動かす楽しさを十分に感じられるようにする。
評価・反省 ずりばいから、徐々に四つ這いの姿勢をとる様子も見られるようになってきた。本児のペースで探索を楽しみながら体の発達を促せるよう、職員間でよりよい環境構成について話し合っていく。

食事

(中期食)食後ミルク160cc

  • むせることがあるため、少量ずつ口に運び、舌でつぶしたり飲み込む様子をよく観察しながら、調理員と密に連携を取り、焦らずに進めていく。
  • 食事の途中で眠気が見られるときは、安全に配慮して無理に食べさせず、口の中に食べ物が残っていないかを確認して切り上げる。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):連休明けに発熱して欠席したが、回復後は機嫌よく登園し、体の動きや喃語も活発になった。

  • 体調を崩しやすい時期のため、普段と違う様子が見られた際には保護者と共有し、無理のない過ごし方ができるよう配慮する。
  • 送迎時のやり取りや連絡帳を通じて丁寧なコミュニケーションを心がけ、保護者が育児の悩みや不安を話しやすい関係作りに努める。
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Hさん(中月齢/女児/静か)(0歳7カ月/11月生まれ)

子どもの姿

  • 園での生活リズムが徐々に安定し、一回の睡眠でまとまった時間眠れるようになってきた。(養護)
  • 寝返りを楽しみながら腹ばいになると、周囲をきょろきょろと見回したり、好きな保育者と目が合って笑顔を見せるなど、機嫌よく過ごす姿が見られた。(教育)
  • 「いないいないばぁ」やくすぐりあそびを好み、くり返し楽しんでいた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 園での生活リズムが徐々に安定し、一回の睡眠でまとまった時間眠れるようになってきた。(養護)
ねらい 安定した生活リズムの中で機嫌よく過ごす
内容 寝返りや腹ばいで遊びながら十分に体を動かし、その後は一定時間、心地よく眠る。
環境構成・配慮・援助 室内で十分に体を動かせる環境を整え、気候の良い日は外気浴も取り入れながら、心地よい疲れや満足感を味わえるようにする。本児の眠気のサインを見逃さず、子守唄を歌ったり、おでこを優しくなでて安心して入眠できるよう配慮し、生活リズムの安定を図る。
評価・反省 体調を崩して一週間ほど欠席したが、回復後は室内で元気に遊ぶ様子が見られ、生活リズムも徐々に戻ってきた。今後も暑さで体調を崩しやすくなるため、快適な室内環境を保ち、健康で心地よく過ごせるよう配慮する。

教育

子どもの姿(再掲) 寝返りを楽しみながら腹ばいになると、周囲をきょろきょろと見回したり、好きな保育者と目が合って笑顔を見せるなど、機嫌よく過ごす姿が見られた。(教育)
ねらい 保育者との関わりを楽しむ
内容 保育者とふれあいあそびを楽しむ中で、スキンシップの心地よさや、喃語を優しく受け止めてもらう喜びを感じる。
環境構成・配慮・援助 落ち着いた環境でふれあいあそびを楽しみ、本児と目を合わせながら優しく丁寧に話しかけたり歌いかけたりして、やり取りする心地よさを感じられるようにする。本児の喃語や表情を受け止め、「楽しいね」「嬉しいね」と言葉にして返し、思いが伝わる喜びや安心感につなげていく。
評価・反省 保育者と遊ぶ中で盛んに喃語を発し、リラックスしながらスキンシップややり取りを楽しんでいた。引き続き本児の表情や発声を丁寧に受け止め、思いが通じる喜びを味わえるように関わり、言葉の発達へとつなげていく。

食事

(中期食)食後ミルク160cc

  • 舌触りや味が気になって口から出してしまう食材は、おかゆと混ぜて食べやすくして与えたり、次の機会にまわすなど、柔軟に対応する。
  • 食べた量によってミルクを残すこともあるため、本児の様子に合わせて調整し、最後には「お腹がいっぱいになったね」と声をかけ、満足感を味わえるようにする。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):「いないいないばぁ」やくすぐりあそびを好み、くり返し楽しんでいた。

  • 家庭でも寝返りや腹ばいの時間を十分に取り、好きな玩具や人との関わりを通じて、楽しみながら体を動かす経験ができるように働きかける。
  • 家庭での離乳食の進み具合や試した食品について丁寧に聞き取り、園での食事内容に反映させていく。
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Iさん(低月齢/男児/活発)(0歳6カ月/12月生まれ)

子どもの姿

  • 月の半ばから体調が安定せず、数日欠席し、登園してからも鼻水や鼻づまりのため、機嫌が悪い日が続いた。(養護)
  • あおむけから横向きになり、玩具に手を伸ばして寝返りをしようとする姿が見られるようになった。(教育)
  • 鼻づまりの影響で入眠しづらく、途中で泣いて目覚めることもあった。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 月の半ばから体調が安定せず、数日欠席し、登園してからも鼻水や鼻づまりのため、機嫌が悪い日が続いた。(養護)
ねらい 梅雨の時期を健康的に過ごす
内容 体調に合わせて無理なく過ごす中で、汗をかいたときは着替えや沐浴を行い、清潔になった心地よさを感じながら、一定時間ゆったりと眠る。
環境構成・配慮・援助 体調が安定しないため、家庭と様子を伝え合いながら、園でも無理なく過ごせるよう配慮する。汗をかいたときは清潔な衣服に着替えたり、体調が良いときには沐浴を行い、清潔になった心地よさを感じながら安心して眠れるように関わり、生活リズムの安定を図っていく。
評価・反省 鼻水や鼻づまりが落ち着き、十分に休息を取りながら機嫌よく過ごすことができた。感染症が流行しやすい時期が続くため、健康状態の観察を続けるとともに、室内や玩具の消毒をこまめに行い、清潔を保つようにする。

教育

子どもの姿(再掲) あおむけから横向きになり、玩具に手を伸ばして寝返りをしようとする姿が見られるようになった。(教育)
ねらい 寝返りを楽しむ
内容 保育者に体を支えてもらいながら寝返りをしたり、周囲の玩具や音、声に向かい、自ら体をひねって寝返りをし、体を動かす喜びを感じる。
環境構成・配慮・援助 動きの少ない子が安全に遊べるスペースを確保し、十分に寝返りを楽しめる環境を整える。自ら体を動かして楽しむ姿を見守りながら、目を合わせて名前を呼びかけたり、さりげなく体を支えて寝返りを援助し、「ゴロンできたね」「楽しいね」といった声かけをすることで、体を動かす楽しさや喜びを味わえるようにする。
評価・反省 自ら寝返りができるようになり、活発に体を動かす姿が見られた。来月以降も室内で過ごす日が続くことが予想されるため、様々な姿勢で遊べるよう援助し、体を動かす楽しさを感じられるようにする。

食事

(初期食)食後ミルク200cc

  • 本児の体調が落ち着いたタイミングを見計らい、重湯から少しずつ始めていく。
  • 意欲的にミルクを飲む姿を受け止め、「上手に飲めるね」「おいしいね」と優しく声をかけ、安心感を育む。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):鼻づまりの影響で入眠しづらく、途中で泣いて目覚めることもあった。

  • 園と家庭で、その日の健康状態や睡眠時間、眠りやすい姿勢を共有しながら、24時間のサイクルで本児の生活リズムが整うよう関わっていく。
  • 登園時に体調を丁寧に聞き取り、沐浴ではなく体を拭くなど、個別の配慮を行いながら、心地よく過ごせるようにする。
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Jさん(低月齢/女児/活発)(0歳5カ月/1月生まれ)

子どもの姿

  • 保育者に抱き上げられたり、目の前であやされると喜び、大きな声を出したり、手足をばたつかせていた。(養護)
  • 積極的に寝返りをするが、まだ自分で腕を抜けず、泣く姿が見られた。(教育)
  • 玩具を両手で力強く握り、手や口で感触を楽しんでいた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 保育者に抱き上げられたり、目の前であやされると喜び、大きな声を出したり、手足をばたつかせていた。(養護)
ねらい 保育者との心地よい関わりを通じて、信頼感が育つ
内容 保育者とわらべうたあそびやスキンシップを楽しむ中で、思いを受け止めてもらう喜びを感じる。
環境構成・配慮・援助 落ち着いた環境の中で目を合わせ、名前を呼びかけながらわらべうたあそびに誘う。「いちりにり」「いっぽんばしこちょこちょ」などの歌に合わせて、優しく手足や顔に触れたり体を揺らす中で、相手をしてもらう喜びややり取りの楽しさを感じられるようにし、信頼関係の形成や情緒の安定につなげていく。
評価・反省 わらべうたあそびやスキンシップを楽しむ中で、「もう一回」と期待するような表情が見られるようになった。引き続き発声や表情を通して表現される本児の欲求や気持ちを丁寧に汲み取りながら、信頼関係を育んでいく。

教育

子どもの姿(再掲) 積極的に寝返りをするが、まだ自分で腕を抜けず、泣く姿が見られた。(教育)
ねらい 体を動かす楽しさを味わう
内容 動きやすいスペースで、保育者に見守られながら寝返りをしたり、腹ばいで遊ぶことを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 安全で動きやすいスペースを確保し、玩具を配置したり声をかけながら、寝返りや腹ばいでの遊びを促す。機嫌よく声を出したり手足を動かしているときは、本児の気持ちに寄り添いながら、「ゴロンできて嬉しいね」と声をかけ、ゆったりとやり取りを楽しめるようにするとともに、疲れが見られたときは姿勢を変えるなどして、無理なく過ごせるよう配慮する。
評価・反省 寝返りが上達し、広いスペースでくり返し楽しむ姿が見られた。今後はさらに体の動きや移動が活発になってくるため、室内の安全に十分配慮する。

食事

ミルク200cc

  • 特定の保育者に抱かれて一定量を飲めるようになってきたため、目を合わせながら「おいしいね」と優しく声をかけ、満足感を味わえるように関わる。
  • 排気が出ないときは、しばらく縦抱きをして様子を観察し、吐き戻しや窒息を防ぐ。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):玩具を両手で力強く握り、手や口で感触を楽しんでいた。

  • 気に入った玩具の感触を楽しむ様子から、物への興味の広がりや手指の発達といった成長の姿を、保護者にわかりやすく伝えていく。
  • 園で離乳食を始める時期について、保護者と相談しながら進めていく。
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Kさん(低月齢/男児/静か)(0歳4カ月/2月生まれ)

子どもの姿

  • 沐浴の際は、足が濡れると驚いた表情を見せるが、徐々に慣れて喜ぶ姿が見られた。(養護)
  • 空腹や眠気などの欲求を泣いて知らせ、保育者に抱っこされると落ち着いて顔をじっと見つめ、あやしかけや語りかけに反応して笑顔を見せていた。(教育)
  • 首が座り、腹ばいでも嫌がらずに遊んでいた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 沐浴の際は、足が濡れると驚いた表情を見せるが、徐々に慣れて喜ぶ姿が見られた。(養護)
ねらい 蒸し暑い時期を快適に過ごす
内容 特定の保育者に沐浴で汗を流してもらったり、体を拭いてもらい、清潔になった心地よさを感じる。
環境構成・配慮・援助 汗をかいたり便で体が汚れたときは、その日の体調に合わせて、特定の保育者が優しく声をかけながら沐浴を行ったり体を拭き、清潔を保つ。沐浴を落ち着いて行えるよう、職員間で動線や役割を確認して連携を図り、湯温・室温・タオルの温かさなどにも配慮し、心地よさを感じられるようにする。
評価・反省 沐浴では、保育者と目を合わせて笑ったり、手足を動かして喜ぶ姿が見られた。来月からはさらに暑さが増すことが予想されるため、必要に応じて沐浴や着替えを行い、一日を通して心地よく過ごせるよう配慮する。

教育

子どもの姿(再掲) 空腹や眠気などの欲求を泣いて知らせ、保育者に抱っこされると落ち着いて顔をじっと見つめ、あやしかけや語りかけに反応して笑顔を見せていた。(教育)
ねらい 保育者との心地よいやり取りを楽しむ
内容 表情や泣き声などで自分なりに欲求を表現し、特定の保育者に丁寧に受け止めてもらうことで、安心感や喜びを感じる。
環境構成・配慮・援助 できるだけ同じ保育者が継続的に関わる中で、本児の表情や泣き声などのサインを丁寧に受け止め、安心して思いを出せるようにする。抱っこをしながら、「お腹が空いたんだね」「眠いんだね」と優しく欲求を代弁し、思いが伝わる喜びを感じられるようにしながら、信頼関係を育てていく。
評価・反省 不快感だけでなく、寂しさや遊びへの興味が薄れた際にも泣いて訴える姿が見られるようになった。応答的に関わることで気持ちを満たしながら、安心して遊びに戻れるようにする。

食事

ミルク160cc

  • 日によって飲める量が異なるため、本児の様子に合わせて授乳し、最後には「たくさん飲んだね」「お腹いっぱいになったね」と声をかけ、満足感を味わえるようにする。
  • 飲んでいる途中で眠気が強くなったときは、無理に授乳を続けずに寝かせ、吐き戻しがないかそばで様子を見守る。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):首が座り、腹ばいでも嫌がらずに遊んでいた。

  • 家庭でも様々な姿勢を安全に楽しめるよう、無理のない援助の仕方や環境設定について、保護者に共有していく。
  • まだ体温調整が未熟な時期のため、室温や湿度、衣服の調整を行うとともに、普段と違う様子が見られるときは保護者と伝え合い、悪化を防ぐ。
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Lさん(低月齢/女児/静か)(0歳3カ月/3月生まれ)

子どもの姿

  • 眠っている時間が長いが、目覚めて遊ぶ時間も徐々に増えてきた。(養護)
  • うつぶせになると頭を持ち上げる姿が見られたが、嫌がって泣くことが多かった。(教育)
  • 保育者にあやされると、顔をじっと見つめ、保育者の声かけに応えるように声を出すこともあった。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助/評価・反省

養護

子どもの姿(再掲) 眠っている時間が長いが、目覚めて遊ぶ時間も徐々に増えてきた。(養護)
ねらい 生理的欲求が満たされ、心地よく過ごす
内容 眠気、空腹、排泄など様々な欲求や不快感を泣いて知らせ、特定の保育者に丁寧に受け止めてもらい、快の状態で過ごす。
環境構成・配慮・援助 本児なりの欲求や不快感の表現を見逃さずに受け止め、「眠くなってきたね」「ミルクが欲しいんだね」「オムツが汚れたね」と丁寧に言葉にして返していく。本児の不快感を素早く取り除き、快の状態になった心地よさや喜びに共感し、思いが通じる安心感や保育者への信頼感を育む。
評価・反省 目覚めている時間がさらに増え、保育者に欲求を受け止めてもらいながら、機嫌よく遊ぶ姿が見られた。穏やかな本児の個性を大切にしながら、ささいなサインも見落とさないよう、丁寧に関わっていく。

教育

子どもの姿(再掲) うつぶせになると頭を持ち上げる姿が見られたが、嫌がって泣くことが多かった。(教育)
ねらい 心地よい姿勢で遊ぶ
内容 あおむけやうつぶせ、保育者の抱っこなど、様々な姿勢で遊ぶ中で、保育者とのふれあいややり取りを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 あおむけやうつぶせ、抱っこなど、本児が無理なく心地よく過ごせる姿勢を取りながら、目を合わせて話しかけたり歌いかけたりして、保育者とのゆったりとしたやり取りを楽しめるようにする。機嫌の良い時間帯には、足の曲げ伸ばしや腕の交差などを通じて体を動かす楽しさを味わえるようにしたり、くすぐりあそびでスキンシップの心地よさを感じられるように関わる。
評価・反省 機嫌のよいときにうつぶせの姿勢にすると、頭を上げて足を動かしながら笑う姿が見られた。今後も無理のない範囲で、様々な姿勢で十分に遊べるよう援助しながら、周囲への関心が育つように関わる。

食事

ミルク140cc

  • 授乳のペースがまだ安定しないものの、徐々飲める量が増えてきているため、前回の量や時間、本児の様子を見ながら、満足いくまで飲めるようにする。
  • ミルクがぬるくなると飲みたがらないため、やや熱めに作るなど、適温に配慮しておいしく飲めるようにする。

家庭との連携

子どもの姿(再掲):保育者にあやされると、顔をじっと見つめ、保育者の声かけに応えるように声を出すこともあった。

  • 保育者とゆったりと関わる本児の様子を、送迎時の会話や連絡帳を通じて丁寧に伝え、保護者が園生活に安心感を持てるようにしていく。
  • 家庭での生活の様子を丁寧に聞き取り、園での保育に生かしながら、一日の生活リズムを整えていく。
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サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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