【デモページ|1月・0歳児】個人案の文例【おまもりプラス】

2024年12月1日

個人案PDF

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敬称と性別表記について

LGBTQ+の観点から、保育士が園児を表記する際は『くん』『ちゃん』を使わず、『さん』で統一、園児が自身を称する際や園児同士のやり取りを記載する場合は『ちゃん』で統一しています。また、発達段階の観点では性差はあると考えられるため、男児/女児としています。

 

Aさん(高月齢/男児/活発)(1歳9カ月/4月生まれ)

子どもの姿

  • 手洗いの際に、水で遊んでしまう姿が見られた。(養護)
  • リズム遊びや体操を楽しみ、保育者のまねをして体を動かしたり、「もっと」「もう一回」と要求していた。(教育)
  • 発熱はないが鼻水が止まらず、スタイや服がすぐに汚れてしまった。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 手洗いの際に、水で遊んでしまう姿が見られた。(養護)
ねらい 手洗いの仕方を知り、自分でやってみようとする
内容 保育者と一緒に丁寧に手を洗い、心地よさを感じる。
環境構成・配慮・援助 保育者が隣でゆっくりと手本を見せることで本児の意欲を刺激したり、「先生と一緒にやってみよう」と誘い、後ろから手を添えて一緒に腕まくりをしたり石けんをつけ、丁寧に手を洗えるように援助する。手洗いが完了したあとはタオルでの拭き方も伝えながら、「きれいになったね」と心地よさを感じられる声かけを行う。
評価・反省 保育者と一緒に楽しく手洗いを行い、徐々に自らできるようになってきた。腕まくりや石けんをつける際にはさりげなく援助しつつ、できた部分を大いにほめ、自分でできた喜びを感じられるように関わる。

教育

子どもの姿(再掲) リズム遊びや体操を楽しみ、保育者のまねをして体を動かしたり、「もっと」「もう一回」と要求していた。(教育)
ねらい 体を動かして遊ぶ楽しさを味わう
内容 季節の音楽に合わせて体を動かしたり、保育者の動きをまねして遊ぶ。
環境構成・配慮・援助 リズム遊びや体操を安全に楽しめるよう、広いスペースを確保して行う。「ゆき」「おにのパンツ」などの季節の歌に合わせて、保育者も一緒に体を動かして楽しさを共有したり、手遊びや動きをまねしやすいよう、大きくわかりやすい動きを見せていく。
評価・反省 保育者の動きをよく見て、まねすることを楽しんでいた。楽しくなると動きが激しくなり、友だちにぶつかったり転倒する姿も見られたので、安全に楽しめるよう、保育者の声かけや立ち位置を見直したい。

食事

(幼児食)

  • スプーンを使ったり手づかみ食べをする姿を見守り、「おいしいね」と共感し、食べる喜びを感じられるように関わる。
  • おかわりが欲しいときは皿を指さして伝えようとするので、「おかわりがほしいんだね」と言葉を補いながら、要求を受け止める。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):発熱はないが鼻水が止まらず、スタイや服がすぐに汚れてしまった。

  • 着替えやスタイを多めに持参してもらうとともに、様子を見て受診を勧める。
  • 休み中の過ごし方や様子を詳しく聞いて本児の状態を把握し、疲れが見られる場合は、無理せずゆったりと過ごせるように配慮したり、午前睡を促して十分に休息を取れるようにする。

Bさん(高月齢/女児/活発) (1歳8カ月/5月生まれ)

子どもの姿

  • 保育者に誘われてトイレで排尿したり、オムツに排尿したことを、しぐさで保育者に知らせようとする姿が見られた。(養護)
  • 公園で自由に探索し、でこぼこした場所を歩いたり、段差の上り下りをして活発に体を動かしていた。(教育)
  • 季節の歌に合わせて鈴やマラカスを鳴らして楽しんだ。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 保育者に誘われてトイレで排尿したり、オムツに排尿したことを、しぐさで保育者に知らせようとする姿が見られた。(養護)
ねらい オムツに排尿したことに気づき、伝えようとする
内容 オムツに排尿した際には、自分なりの言葉やしぐさで保育者に伝え、清潔にしてもらうことで心地よさを感じる。
環境構成・配慮・援助 オムツが汚れたことに本児自ら気づいて伝えようとする姿を見逃さず、「教えてくれたんだね」「ちっちが出たんだね」と十分にほめるとともに、気づいていなかったり気にしていない様子が見られるときは、「ちっちが出ているかな?」と声をかける。オムツを交換しながら「さっぱりして気持ちいいね」と伝え、心地よさを実感できるようにする。
評価・反省 「ちっち出た」と言葉で伝えられる姿が増えた。排尿の際はもぞもぞするなどのサインが見られるので、タイミング良く「トイレに行く?」と声をかけ、尿意を感じてトイレに行く流れを経験できるようにする。

教育

子どもの姿(再掲) 公園で自由に探索し、でこぼこした場所を歩いたり、段差の上り下りをして活発に体を動かしていた。(教育)
ねらい 戸外で探索活動を楽しむ
内容 園庭や公園で冬の自然に触れ、不思議さや面白さを感じる。
環境構成・配慮・援助 気候の良い日は積極的に戸外に出かけ、安全に配慮しながら、自由に探索を楽しむ姿を見守る。「寒いね」「風が吹いているね」と、冬の空気の冷たさを言葉にして伝えたり、氷や霜柱などの自然物に触れる機会を作り、本児の発見やつぶやきを受け止め、好奇心を育てていく。
評価・反省 園庭で溶け残った雪や氷を発見し、触れることができた。天候や体調により戸外に出られない日も多かったので、テラスに出たり窓を開けて、「北風が冷たいね」「雪が降っているね」と伝え、冬の自然に興味を持てるように関わる。

食事

(幼児食)

  • ふざけて口を開けるときがあるので、「カミカミごっくんしようね」と伝え、保育者が噛んで食べる様子を見せる。
  • 自ら器に手を添えて食べられるようになってきたので、「お皿を持つと食べやすいね」と本児の姿を認める言葉をかけ、自信につなげる。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):季節の歌に合わせて鈴やマラカスを鳴らして楽しんだ。

  • 季節の歌や手遊びを紹介し、家庭でも親子で楽しめるようにする。
  • 寒さが厳しくなってくる時期ではあるが、厚着をさせ過ぎず、着脱や調整がしやすい服装で登園してもらえるように伝える。

Cさん(高月齢/男児/静か) (1歳7カ月/6月生まれ)

子どもの姿

  • 公園から帰ることがわかると、「いや」「だめ」と言ったり、泣く姿も見られた。(養護)
  • 保育者の手遊びやわらべうたあそびをまねして楽しみ、「もう一回」と何度もくり返していた。(教育)
  • 下痢と嘔吐で早退し、そのまま年末の休みに入った。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 公園から帰ることがわかると、「いや」「だめ」と言ったり、泣く姿も見られた。(養護)
ねらい 思いを受け止められながら安心して過ごす
内容 思いやしてほしいことを自分なりの言葉やしぐさで表現し、保育者に受け止めてもらう。
環境構成・配慮・援助 様々な場面で自己主張する姿が増えてきたため、本児の思いを受け止め、伝わる喜びや安心感を得られるように関わる。「○○したかったんだね」「○○が良いのかな」といった言葉で、本児が伝えたい思いを代弁したり、「どちらにしようか?」と選択肢を提示し、自分で選び取れるようにしながら、自我の成長を見守る。
評価・反省 様々な場面で本児なりの自己主張が見られ、泣いたり、簡単な言葉で表現していた。引き続き思いを受け止めるとともに、気持ちを切り替えられるように援助する。

教育

子どもの姿(再掲) 保育者の手遊びやわらべうたあそびをまねして楽しみ、「もう一回」と何度もくり返していた。(教育)
ねらい 保育者のまねをする面白さを味わう
内容 保育者と一緒にわらべうたあそびや手遊びを楽しむ中で、動きや言葉をまねして楽しむ。
環境構成・配慮・援助 普段から親しんでいるわらべうたあそびや、「いとまき」「鬼のパンツ」など季節の手遊びを、一対一や他児を交えた少人数で楽しめるようにする。動きや歌をまねしやすいよう、ゆっくりと大きな動きと発声を意識するとともに、目を合わせたり、本児の「もう1回」に笑顔で応えることで、楽しさを共有する。
評価・反省 「一本橋こちょこちょ」などの簡単なわらべうたあそびをくり返し楽しむ中で、保育者や友だちに対して、本児なりにやってあげようとする姿も見られた。友だちと楽しさを共有できるように仲立ちしながら、関わりを見守る。

食事

(幼児食)

  • 自分で食べようとする姿を大切にしながら見守りつつ、さらに意欲が育つように、「おいしいね」「自分ですくえたね」と言葉をかける。
  • 本児の様子や献立により時間がかかりそうな場合は、さりげなく介助したり、「次はどれを食べる?」と声をかけ、飽きずにテンポよく食べられるように関わる。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):下痢と嘔吐で早退し、そのまま年末の休みに入った。

  • 休み中の本児の様子や経過を詳しく聞き取り、職員間で情報を共有し、無理せずに過ごせるように配慮する。
  • 連絡帳や送迎時の会話を通じて、本児のだだこねなどの自己主張による日々の大変さに寄り添っていく。

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Dさん(高月齢/女児/静か) (1歳6カ月/7月生まれ)

子どもの姿

  • 午睡の際は保育者にトントンしてもらうが、入眠に時間がかかった。(養護)
  • 室内では、尻もちをつきながらも一人歩きを楽しみ、興味のある玩具や絵本を見つけると、棚や箱に手を伸ばして取り出していた。(教育)
  • 靴を履いた状態での一人歩きはまだ安定しないが、保育者に両手を支えてもらうことで歩行を楽しんでいた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 午睡の際は保育者にトントンしてもらうが、入眠に時間がかかった。(養護)
ねらい 保育者に見守られながら安心して眠る
内容 保育者に子守唄を歌ってもらったりトントンしてもらい、心地よく入眠する。
環境構成・配慮・援助 室温や湿度を適切に保つとともに、本児の午前中の活動量や様子に合わせて、午睡に誘う時間を調整する。眠るときに足元が冷えやすいので、優しくさすったり手で握って温め、本児が心地よく入眠できるように関わる。
評価・反省 足を温めることでリラックスでき、入眠しやすいようだった。歩行が盛んになり活動量が増えてきたため、本児の様子を観察し、心地良く眠れるタイミングで午睡に誘う。

教育

子どもの姿(再掲) 室内では、尻もちをつきながらも一人歩きを楽しみ、興味のある玩具や絵本を見つけると、棚や箱に手を伸ばして取り出していた。(教育)
ねらい 探索活動を十分に楽しむ
内容 室内で十分に歩行を楽しむ中で、興味のある玩具を見つけて遊ぶ。
環境構成・配慮・援助 安全に歩行を楽しめるよう、散らかっている玩具はこまめに片づけたり、友だちとの接触による転倒に注意しながら、探索を楽しむ姿を見守る。好きな玩具や絵本を発見した際は、「自分で見つけたんだね」「面白そうだね」と本児の満足感や喜びに共感する言葉がけを行うとともに、一人遊びを見守ったり、一緒に遊んで楽しさを共有する。
評価・反省 一人歩きが安定し、盛んに探索を楽しんでいた。玩具や絵本を持って歩く姿もさらに増えてきたため、転倒に注意しながら見守り、歩く楽しさに共感しながら関わる。

食事

(完了食)

  • 手づかみ食べをする姿を見守るとともに、スプーンにも興味を持つことができるよう、食材を乗せて渡し、口に運べるように手を添えて援助する。
  • 肉類が口の中に残りやすいため、硬さや大きさに応じて、食べにくそうな場合は小さく切って提供し、咀嚼の様子を観察する。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):靴を履いた状態での一人歩きはまだ安定しないが、保育者に両手を支えてもらうことで歩行を楽しんでいた。

  • 少しずつ靴での歩行に慣れてきている様子を伝え、日々の成長や、歩行への意欲を感じてもらえるようにする。
  • 今月から完了食に進むにあたり、食事の様子を園と家庭で伝え合い、本児の様子や体調によっては一時的に後期食に段階を戻して提供するなど、柔軟に対応しながら見守っていく。

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Eさん(中月齢/男児/活発) (1歳5カ月/8月生まれ)

子どもの姿

  • 保育者と一緒にオムツやズボンを履き、保育者に「できたね」と声をかけられると喜んでいた。(養護)
  • 散歩に出かける際に、散歩カートに乗りたがっていた。(教育)
  • 月の後半はよく鼻水が出ていたが、発熱はなく、元気に登園していた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 保育者と一緒にオムツやズボンを履き、保育者に「できたね」と声をかけられると喜んでいた。(養護)
ねらい 簡単な身の回りのことを自分で行う喜びを感じる
内容 保育者に見守られる中で、オムツやズボンの着脱を行う。
環境構成・配慮・援助 まずは保育者が手を添えて一緒に行いながら、「ここを持って下げようね」「ぎゅっと引っ張ってみよう」とわかりやすく伝え、徐々に援助を減らしていく。「できた!」という喜びを感じられるように、「自分で履けたね」「かっこいいね」と言葉にしながら大いにほめて、意欲を育てる。
評価・反省 保育者にやってもらいたがる姿も見られたが、自分でできる部分が増えてきた。足を入れるなどの難しい部分はさりげなく手を添え、スムーズに着脱する感覚を味わえるようにする。

教育

子どもの姿(再掲) 散歩に出かける際に、散歩カートに乗りたがっていた。(教育)
ねらい 保育者と手をつないで散歩を楽しむ
内容 保育者と手をつないで散歩に出かけ、車や電車、冬の自然を発見しながら歩く。
環境構成・配慮・援助 本児が安心して出発できるように、可能な範囲で特定の保育者が手をつなぐようにし、担当する保育者が「先生と手をつないで、電車を見に行こう」「公園に行こう」といった期待を持たせる言葉がけで散歩に誘う。散歩中は本児の様々な発見やつぶやきに寄り添い、歩く楽しさを感じられるように関わる。
評価・反省 散歩に出かける際は、自ら担当の保育者の手を握るようになり、スムーズに出発できる姿が増えた。来月も天候の良い日は散歩に出かけ、様々な発見を楽しめるようにしたい。

食事

(完了食)

  • スプーンで食べようとするが途中でこぼれてしまうため、感覚を掴めるようにさりげなく手を添え、一口量をすくって口に運べるように援助する。
  • おかわりを要求する指差しや本児なりの表現を受け止め、「おかずのおかわりが欲しいんだね」と言葉にして応え、やり取りを楽しみながら食べられるように関わる。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):月の後半はよく鼻水が出ていたが、発熱はなく、元気に登園していた。

  • 鼻水とよだれで上の服とスタイが汚れやすいため、着替えを多めに持ってきてもらい、快適に過ごせるようにする。
  • 新しい衣服や靴への記名を忘れずにしてもらうよう、口頭やおたよりで周知する。

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Fさん(中月齢/女児/活発) (1歳4カ月/9月生まれ)

子どもの姿

  • オムツ交換の際は必ず便器に座りたがり、排尿はなくても満足そうだった。(養護)
  • 友だちが使っている玩具に興味を持って取ろうとしたり、保育者のひざの上に座っている友だちを押しのけようとする姿が見られた。(教育)
  • 登園時に眠そうな日は、30分ほど午前睡をするとすっきりと目覚めて遊ぶことができた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) オムツ交換の際は必ず便器に座りたがり、排尿はなくても満足そうだった。(養護)
ねらい 便器に座って排尿しようとする
内容 保育者に誘われて、オムツが濡れていないタイミングでトイレに行き、便器に座る。
環境構成・配慮・援助 本児の排尿間隔に合わせて、オムツが濡れていないタイミングを見計らい、トイレに誘う。タイミング良く排尿できたときは「ちっちが出たね」と喜びや心地よさに共感し、排尿しなくても「トイレに座れたね」と座れた姿を大いに認め、嫌がらずに便器に座る習慣が定着するように関わる。
評価・反省 排尿はなかったが、トイレに親しみ、毎回嫌がらずに座ることができた。自分で座ろうとして便器に足が入ってしまいそうになる場面もあったので、安全に配慮し、座る際は必ず手を添えて援助する。

教育

子どもの姿(再掲) 友だちが使っている玩具に興味を持って取ろうとしたり、保育者のひざの上に座っている友だちを押しのけようとする姿が見られた。(教育)
ねらい 友だちと心地よく関わりなら遊ぶ楽しさを味わう
内容 保育者や友だちと一緒に、わらべうたあそびやふれあいあそびを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 安全に体を動かして遊べるスペースを確保するとともに、個々に目を配ることができるよう、少人数でゆったりと楽しめる環境を整える。歌に合わせて保育者や友だちとふれあったり、動きや言葉をまねする面白さに共感しながら、「Fさんも○さんも、先生のまねっこができるね」「おんなじだね」と、一緒に遊ぶ友だちと楽しさを共有できるような言葉がけを行う。
評価・反省 友だちと一緒に保育者のひざの上に座り、様々な歌に合わせた揺れや動き、ふれあいを楽しんだ。今後も友だちと同じ遊びを楽しめるような活動を通じて、本児の他者への興味を育みたい。

食事

(完了食)

  • 食材を口に詰め込み過ぎないように見守り、保育者自身がよく噛んで食べる姿を見せながら、「カミカミしようね」と伝えていく。
  • 自分で食べようとする姿を認め、心地よく食べ進められるよう、口元や机が汚れているときはさりげなくきれいにしながら見守る。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):登園時に眠そうな日は、30分ほど午前睡をするとすっきりと目覚めて遊ぶことができた。

  • 休み明けは生活リズムの乱れから疲れている場合もあるので、本児の様子に合わせて、無理なく過ごせるように配慮する。
  • 本児のトイレへの意欲が育つように、園で喜んで便器に座ろうとする姿を伝え、無理のない範囲で家庭でもトイレに行く機会を作ってもらえるように促す。

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Gさん(中月齢/男児/静か) (1歳3カ月/10月生まれ)

子どもの姿

  • 戸外に行くことがわかると自分で帽子を取りに行き、保育者に渡してかぶせてもらおうとしていた。(養護)
  • 室内で、紐のついた玩具を引っ張りながら歩いて楽しんでいた。(教育)
  • 発熱して欠席することが多かった。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 戸外に行くことがわかると自分で帽子を取りに行き、保育者に渡してかぶせてもらおうとしていた。(養護)
ねらい 保育者と一緒に簡単な着脱を行う
内容 保育者に手伝ってもらいながら、帽子をかぶったり靴下を履いてみる。
環境構成・配慮・援助 戸外遊びへの期待に寄り添いながら、「帽子をかぶって行こうね」「靴下を履こうね」と準備をわかりやすく言葉にしながら伝える。帽子をかぶるときは手を添えて一緒に行い、靴下は保育者が途中まで履かせて、最後に本児自身が引っ張り上げられるように援助し、「できたね」と声をかけて意欲を育てる。
評価・反省 保育者と一緒に戸外へ行く準備を行う中で、帽子を自分なりに頭に乗せたり、靴下を履こうと足元に持っていく姿が見られるようになった。本児なりにやろうとする姿を大切にし、自分でできた喜びを感じられるように関わる。

教育

子どもの姿(再掲) 室内で、紐のついた玩具を引っ張りながら歩いて楽しんでいた。(教育)
ねらい 室内で十分に歩行を楽しむ
内容 手押し車を押したり、紐のついた玩具を引っ張って遊びながら、自由に歩行を楽しむ。
環境構成・配慮・援助 自由に歩いたり、安全に手押し車を押して楽しめるよう、広いスペースを確保する。友だちとぶつからないように見守る中で、「お散歩をしているんだね、いってらっしゃい」と声をかけたり、保育者も一緒に歩いて遊び、楽しさを共有する。
評価・反省 手押し車や玩具の箱を押して歩く中で、障害物を避けたり方向転換もしながら楽しんでいた。気候により室内で過ごす日が増えるので、歩くだけでなく、様々な体の動かし方を楽しめる遊びに誘っていく。

食事

(完了食)

  • スプーンを使おうとするがまだうまくすくえないので、皿を支えたり、本児の腕にさりげなく手を添えて一緒にすくい、「できた」という感覚を味わえるようにする。
  • 苦手な食材を口から出してしまうこともあるが、無理に食べさせようとせず、「先生が食べてみるね」とおいしそうに食べて見せたり、「どんなにおいかな」と問いかけ、徐々に興味が持てるように関わる。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):発熱して欠席することが多かった。

  • 咳や鼻水が出てきたときはこまめに様子を伝え合い、悪化を防ぐ。
  • まだ転びやすくケガをすることが多いため、夕方の職員に必ず申し送りをし、お迎えの際に保護者に報告できるようにする。

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Hさん(中月齢/女児/静か) (1歳2カ月/11月生まれ)

子どもの姿

  • 胃腸風邪で欠席し、登園後は保育者の抱っこを求めて泣いたり甘える姿が続いた。(養護)
  • 室内では尻もちをつきながらも歩行や探索を楽しんでいた。(教育)
  • 午前睡をせずに過ごせる日が増えたが、日によっては食事の前に入眠してしまい、給食と午睡の時間がずれる日があった。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 胃腸風邪で欠席し、登園後は保育者の抱っこを求めて泣いたり甘える姿が続いた。(養護)
ねらい 甘えを受け止められながら安心して過ごす
内容 甘えたい気持ちを自分なりに表現し、受け止めてもらう喜びを感じる。
環境構成・配慮・援助 体調や空腹、眠気など、様々な理由によって表現する本児の甘えを受け止め、「どうしたのかな?」と穏やかに言葉をかけながら寄り添い、欲求を満たせるように対応する。また、抱っこや絵本、わらべうたを楽しみながらリラックスできるように関わり、安心して自ら遊びに戻れるようにする。
評価・反省 年末年始の休み明けは登園時に泣く日が続いたが、抱っこされると落ち着き、友だちの姿を見ると徐々に保育者から離れて遊び始めることができた。引き続き職員間で連携しながら本児の甘えを受け止め、安心して過ごせるように関わりたい。

教育

子どもの姿(再掲) 室内では尻もちをつきながらも歩行や探索を楽しんでいた。(教育)
ねらい 室内で安全に歩行を楽しむ
内容 室内で探索を楽しむ中で、興味のある玩具や絵本を見つけたり手に取る喜びを保育者に受け止めてもらう。
環境構成・配慮・援助 安全に歩行や探索を楽しめるよう、玩具が散らかり過ぎている場合は、危険がないようにさりげなく片づけながら見守る。本児が触れたくなるような玩具や仕掛け、絵本を手の届く場所に配置し、興味を示した際には「良いものがあったね」「見つけたんだね」と言葉をかけ、発見した喜びに共感する。
評価・反省 少しずつ歩行が安定し、転倒が少なくなった。保育者が扉を開けるとすぐに興味を持って近づいていくので、ケガや事故につながらないよう、出入りの際は周りに子どもがいないか注意する。

食事

(完了食)

  • 手づかみ食べを見守りつつ、スプーンで食べる意欲が育つように、食材を乗せたスプーンを本児の手元に置き、本児自ら口に運べたときはその姿を大いに認める。
  • 自分でコップを持ってお茶を飲もうとするときには、必要に応じて飲みやすいようにさりげなく支え、「コップで飲めたね」と言葉をかけて自信につなげる。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):午前睡をせずに過ごせる日が増えたが、日によっては食事の前に入眠してしまい、給食と午睡の時間がずれる日があった。

  • 受け入れの際に前日の睡眠時間や朝の様子を聞き、必要に応じて午前睡に誘うとともに、給食や午睡の時間がずれたときはお迎えの際に保護者に伝え、園と家庭で協力して生活リズムを整えていけるようにする。
  • 休み中の過ごし方を聞き取る中で、楽しい思い出や本児の成長を感じたエピソードを引き出し、保護者の喜びに共感する。

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Iさん(低月齢/男児/活発) (1歳1カ月/12月生まれ)

子どもの姿

  • 思いが通らない場面では、大きな声で泣いたり、体をのけぞらせて表現していた。(養護)
  • 歩ける歩数が増えてきて、室内では尻もちをついてもすぐに立ち上がり、活発に探索を楽しんでいた。(教育)
  • 絵本を読んでもらう中で、指差しをしながら声を出したり、保育者の言葉をまねしようとしていた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 思いが通らない場面では、大きな声で泣いたり、体をのけぞらせて表現していた。(養護)
ねらい 思いを受け止めてもらい、安心して過ごす
内容 自分なりの言葉やしぐさで表現した思いを保育者に受け止めてもらい、伝わる喜びを感じる。
環境構成・配慮・援助 生活や遊びの中で生まれる本児の思いや欲求の表現をまずは受け止め、「どうしたのかな?」と穏やかに問いかける。思いが伝わる喜びや安心感を抱けるよう、「○○したかったんだね」「今は嫌なんだね」と本児の思いを代弁するとともに、気持ちを切り替える援助として、抱っこをしたり、普段から親しんでいるわらべうたを歌うなど、応答的に関わる。
評価・反省 給食やオムツ交換、片づけなどを嫌がって激しく泣く場面では、本児が落ち着くことができるよう、保育者が一対一で対応するようにした。抱っこをされた状態で体をのけぞらせる姿が多いので、頭をぶつけないように注意する。

教育

子どもの姿(再掲) 歩ける歩数が増えてきて、室内では尻もちをついてもすぐに立ち上がり、活発に探索を楽しんでいた。(教育)
ねらい 歩いて探索を楽しむ
内容 戸外や室内で一人歩きを楽しむ中で、様々な物を発見し、触れて楽しむ。
環境構成・配慮・援助 安全に配慮しながら歩行や探索を楽しむ姿を見守り、本児が何かを発見したときは、「何を見つけたの?」と声をかけ、興味に寄り添う。自然物の感触を一緒に楽しみながら言葉にしたり、興味を持った玩具で一緒に遊び、楽しさを共有する。
評価・反省 靴で歩くことに少しずつ慣れてきて、園庭でも探索を楽しむことができた。何でも口に入れようとするので、誤飲をしないように注意深く見守りながら、好奇心を育めるように関わる。

食事

(後期食)食後ミルク80cc

  • 手づかみ食べをする姿を大切にしながら、スプーンにも興味を持つことができるよう、食材を乗せたスプーンを本児の手元に置き、自ら手に取って口に運びやすいようにする。
  • 段々とミルクを飲まなくなってきたため、本児の様子に合わせて、給食とミルクの量をそれぞれ調整して提供していく。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):絵本を読んでもらう中で、指差しをしながら声を出したり、保育者の言葉をまねしようとしていた。

  • 本児なりの発語を受け止め、「○○だね」など言葉にして返していくとともに、家庭でも積極的な言葉がけや応答的なやり取りを楽しめるよう、本児の日々の姿や意欲を丁寧に伝えていく。
  • 戸外でも歩行を楽しめるように、歩きやすい靴を持参してもらう。

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Jさん(低月齢/女児/活発) (1歳0カ月/1月生まれ)

子どもの姿

  • 特定の保育者が離れてしまったり姿が見えなくなると、後追いして泣いていた。(養護)
  • 手を離して一人立ちをするが、一歩が出ずに座ったり、前に倒れ込んでいた。(教育)
  • 保育者の動きをまねして、首をかしげたり、手と手を合わせてタッチするなどしてやり取りを楽しんでいた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 特定の保育者が離れてしまったり姿が見えなくなると、後追いして泣いていた。(養護)
ねらい 保育者と一緒に、ゆったりと好きな遊びを楽しむ
内容 保育者と絵本を読んだり、わらべうたあそびを楽しみながら、安心して過ごす。
環境構成・配慮・援助 保育室内の保育者の声や動きが大きくならないように配慮し、落ち着いて過ごすことができる環境を整える。絵本やわらべうたあそびを通じたやり取りやふれあいを楽しむ中で安心感を抱けるようにするとともに、徐々に保育者と離れても遊べるように見守っていく。
評価・反省 保育者とのふれあいを喜び、満足すると興味のある玩具で遊ぶことができた。保育者がその場を離れる際に、本児が不安がるときは、「先生は○○に行ってくるね」「すぐに戻ってくるね」と、安心できるような声かけをする。

教育

子どもの姿(再掲) 手を離して一人立ちをするが、一歩が出ずに座ったり、前に倒れ込んでいた。(教育)
ねらい 安全な環境で体を動かす楽しさを味わう
内容 室内でハイハイや伝い歩きをしたり、大箱を押して歩くことを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 安全に体を動かせるように広いスペースを準備し、マットの山やトンネルをハイハイしたり、大箱を思い切り押して楽しめるようにする。また、歩く感覚を味わえるように、本児の手を支えて歩く援助をしたり、保育者の足に本児を乗せて、「いち、に」と声をかけながらペンギン歩きを楽しむ。
評価・反省 室内で活発に体を動かして楽しむ中で、1~2歩ずつ歩く姿も見られるようになった。ケガのないように見守りながら、歩く楽しさに共感し、意欲を育てたい。

食事

(完了食)

  • 本児なりにスプーンを使おうとする姿を見守りながら、さりげなく手を添えて援助し、食材をすくって口に運べるようにする。
  • 食事を喜ぶあまり手を振ったり立ち上がろうとする姿も見られるため、食べる喜びや楽しさに共感しつつ、食事に意識を戻せるように、「危ないから座って食べようね」と落ち着いた口調で伝える。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):保育者の動きをまねして、首をかしげたり、手と手を合わせてタッチするなどしてやり取りを楽しんでいた。

  • 保育者のまねをして楽しんだり、本児なりに保育者や友だちと関わろうとする姿を共有し、日々の成長を共に喜ぶ。
  • 家庭での一人立ちの様子を聞き、保護者が本児の一歩目に立ち会えるよう、本児の様子を伝える際に「もうすぐ一歩目が出そうですね」など、現在の発達段階を具体的に伝える。

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Kさん(低月齢/男児/静か) (0歳11カ月/2月生まれ)

子どもの姿

  • 鼻水の影響で入眠しづらい姿が見られ、すぐに起きてしまう日もあった。(養護)
  • 手作りのマラカスを気に入り、見つけると舐めたり、振って音を鳴らして楽しんでいた。(教育)
  • 登園時に保護者と離れるときに泣いてしまう姿が見られたが、室内に入ると玩具に興味を持ち、泣き止むことができた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 鼻水の影響で入眠しづらい姿が見られ、すぐに起きてしまう日もあった。(養護)
ねらい 十分に休息を取りながら、寒い時期を健康に過ごす
内容 快適な環境で心地よく眠り、途中で起きてしまったときは、保育者に見守られながら再入眠する。
環境構成・配慮・援助 室温や湿度を適切に保つとともに、鼻水で入眠しにくい様子が見られるときは、タオルやクッションを利用して、上体をやや起こした状態で横になれるように対応する。途中で目が覚めたときは、本児が安心できるように目を合わせ、優しくトントンしたり子守唄を歌って、再入眠できるように援助する。
評価・反省 鼻水が落ち着くにつれて入眠しやすくなり、園での生活リズムも安定してきた。今後も体調を崩しやすい時期が続くため、こまめに換気をしたり、室温と湿度を適切な範囲に保ち、健康に過ごせる環境を整えていく。

教育

子どもの姿(再掲) 手作りのマラカスを気に入り、見つけると舐めたり、振って音を鳴らして楽しんでいた。(教育)
ねらい 好きな玩具を見つけ、色や音、感触を味わいながら遊ぶ
内容 布や木、プラスチックなど、様々な素材の玩具に触れて感触を味わったり、保育者と一緒に遊ぶことを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 布製の玩具やペットボトル、ミルク缶などの身近な素材を利用した手作り玩具を手に取りやすい場所に配置し、本児が十分に好奇心を満たして遊ぶことができるようにする。本児の発見に寄り添い、感触を味わう姿を見守るとともに、一緒に遊ぶ中で保育者が遊び方を示し、まねして遊ぶ楽しさや指先を使って遊ぶ面白さを味わえるように関わる。
評価・反省 ミルク缶のポットン落としに玩具を入れて遊んだり、保育者が積んだ積み木を崩して楽しんだ。ハイハイで探索する範囲が広がってきたため、安全に楽しめるよう、危険な場所がないかこまめに点検を行う。

食事

(後期食)食後ミルク100cc

  • 自ら手づかみで食べられたときは、「自分で食べられたね」「おいしいね」とその姿を大いに認め、食への意欲が育つように関わる。
  • 魚が口の中に残りやすいため、食べにくそうな様子が見られるときは、本児の様子に合わせておかゆに混ぜたり、水分補給を促しながら見守る。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):登園時に保護者と離れるときに泣いてしまう姿が見られたが、室内に入ると玩具に興味を持ち、泣き止むことができた。

  • 室内に入ってから気持ちを切り替えることができた姿や、日中楽しく過ごしたエピソードを伝え、保護者が安心できるようにする。
  • 年末年始の体調の変化や過ごし方を確認し、戸外遊びは気候と本児の体調に配慮し、無理なく楽しめるようにする。

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Lさん(低月齢/女児/静か) (0歳10カ月/3月生まれ)

子どもの姿

  • 保育者と一緒に靴下を引っ張って脱いだり、帽子を頭から取って喜んでいた。(養護)
  • ずりばいから徐々にハイハイができるようになり、興味のある物に向かって行く姿が見られた。(教育)
  • 近くにいる保育者や友だちに手を伸ばしたり、「あーあー」と話しかけていた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 保育者と一緒に靴下を引っ張って脱いだり、帽子を頭から取って喜んでいた。(養護)
ねらい 保育者と一緒に、楽しみながら簡単な着脱を行う
内容 保育者に手を添えてもらいながら、靴下や帽子を脱いだり、衣服や上着に袖を通そうとする。
環境構成・配慮・援助 衣服の着脱に興味を持てるよう、「これからお着替えをするよ」「一緒に上着を着ようね」と声をかけて援助する中で、本児が自分で行える部分を作りながら関わる。靴下を脱ぎやすいように保育者が途中まで脱がせたり、上着の着脱時には「ここに手を入れるよ」とわかりやすく伝え、「できたね」と声をかけて意欲を育む。
評価・反省 着脱の際は、保育者の声かけや介助に合わせて、本児なりに体を動かして協力していた。さらに意欲が育つように、着脱に参加する姿を大いに認めながら関わりたい。

教育

子どもの姿(再掲) ずりばいから徐々にハイハイができるようになり、興味のある物に向かって行く姿が見られた。(教育)
ねらい ハイハイで十分に探索を楽しむ
内容 ハイハイで体を動かす楽しさを味わいながら、興味のある玩具を見つけ、感触を味わいながら遊ぶ。
環境構成・配慮・援助 安全に探索を楽しむことができる環境を整え、色や形、素材が異なる玩具を低い棚や床に配置し、本児が興味を示して手に取りやすいようにする。ハイハイを楽しんだり玩具の感触を味わう姿を見守る中で、「これは何だろうね」「音が鳴るね」「やわらかいね」など、発見の喜びや感触の面白さを言葉にしながら共感する。
評価・反省 チェーンリングを気に入り、容器から出し入れしながら、感触や音を楽しむ姿が見られた。様々な物を口に入れて楽しむ時期なので、玩具をこまめに消毒して清潔に保つ。

食事

(後期食)食後ミルク120cc

  • 保育者に食べさせてもらうのを待っているため、手づかみしやすい食材を少しずつ皿に取り分けて本児の前に配膳し、興味を持って手を出すことができるようにする。
  • 手づかみしようとする姿を見逃さずに認め、「持って食べてみようね」「おいしいよ」と言葉をかけ、意欲が育つように関わる。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):近くにいる保育者や友だちに手を伸ばしたり、「あーあー」と話しかけていた。

  • 他者に興味を持ち関わろうとする姿や、保育者の仲立ちの仕方を伝えながら、本児の日々の成長を共有する。
  • 今月から後期食に進むので、家庭での食事の様子を細かく聞いて把握し、園でも無理なく進めていく。

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サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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