こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『自分の業務量以上の仕事を頑張ってきたのに頑張りを認めてもらえず、言動についての注意をされ、心が折れてしまいました』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『こまりんさんが頑張っていらっしゃる『プラス』の部分にも目を向けてもらいたいものですよね。もしこのような待遇が続くようでしたら転職を考えてみても良いのではと考えます』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】20代
【保育士経験年数】2年目
【相談文】
精神的に限界です。昨日仕事場の副園長に同じクラスの先生に似てきてるって言われました。その人はベテランだからあなたがそれをしたら雑に見えるって。たしかに言動はそう受け取られてもおかしくはないかなとは思ってましたが私はクラスのもう一人の妊婦の先生の分まで動いてるしそんな一言二言で片づけられてみられてたんが悔しくて涙が溢れてきました。その反面心が折れてるのも正直なところで仕事を続けられそうにない自分がいます。私は自分で言うのもなんですが妊婦の先生に一言のお礼もなく今月まで一生懸命頑張ってきました?我慢の限界まできています。今この文章を打ってる時も涙が出てきます。もうどう仕事を続ける意味はなんでしょうか。
多分ですけど声が大きかったり上から目線だったりするのかもしれません...。思い当たるよねって言われ怖くて詳しく聞けませんでした。私の全てを否定されてる気持ちになって...すみません
ご自身の業務量を超えてまで日々頑張っていらっしゃるものの、その努力を認め、汲み取って下さらないような副園長の言葉は相当におつらいものであったとお察しします。
当方もこまりんさんのお気持ちに寄り添えるような回答を考えていきたいと思います。
お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お待たせいたしました。
おつらい気持ちが頂いたお話からも溢れており、当方も胸が痛みます。
こまりんさんはご自身の分だけではなく、妊婦の先生の分まで一生懸命頑張っていらっしゃるのですね。
ところが頑張りを認めてもらえず、注意を受けることは悲しいお気持ちになるのでは、とお察しします。
【自分の業務量以上の仕事を頑張ってきたのに頑張りを認めてもらえず、言動についての注意をされ、心が折れてしまいました】とのご相談につきまして、当方の考えとしましては【こまりんさんが頑張っていらっしゃる『プラス』の部分にも目を向けてもらいたいものですよね。もしこのような待遇が続くようでしたら転職を考えてみても良いのではと考えます】。
副園長から言動についての注意を受けたとのことですね。
もしこまりんさんの推察どおり、「声が大きかったり上から目線だったり」するのであれば、子どもや保育士達とスムーズに付き合うためにも、確かに改善出来るとより良いかもしれませんね。
「声が大きい」というのは、状況によっては子ども達の過ごす空間や雰囲気を変えるきっかけともなるでしょう。
例えば集中して物事に取り組んでいた子ども達が、声の大きさによってその場の雰囲気が変わり、集中力が切れてしまうことも予想されます。
また、「上から目線」は、相手に威圧感を与えてしまうでしょうから、同じ目線に立つ(上司であれば相手を上の立場の者として接する)ことは大切なことと感じます。
指摘されたことはショックなこととは思いますが、ご自身が成長するきっかけになると気持ちを切り替え「これから気をつけよう」と前向きに考えてみてはいかがでしょうか。
ただ、副園長の「その人はベテランだから」という言葉はおかしいと感じます。
ベテランだからそのような言動が許される訳ではありません。
ベテランだからこそ、部下から「自分をモデルにしている」という意識を持ち、丁寧な対応を心がけることが重要です。
特に経験が浅い保育士にとってはベテラン保育士から学ぶところが沢山あるでしょう。
先輩の保育を見て真面目に勉強するほど似通うことも増えるかもしれません。
こまりんさんも先輩方から学ぼうと一生懸命取り組んでいらっしゃったからこそ、ベテラン保育士の保育と似通う部分があったのかもしれませんね。
妊婦の先生については、体調や体型の変化で動きづらい場面もあるでしょうし、無理をすることで身体に負担がかかってもいけませんから、セーブしながら働くことは致し方ないのではと感じます。
ただ、セーブしながら働くということは、その分誰か(こまりんさん)に負担がかかっているということを忘れてはいけません。
今までどおりには働けないからこそ、負担してくれたこまりんさんに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることは大切なことではないでしょうか。
ですから「こまりんさんが負担してくれて当たり前」ということではないのではと思いますよ。
これではこまりんさんが悲しいお気持ちになるのはごもっともだと感じます。
妊婦の先生の業務を負担した際には「先生が無理をするといけないので、◯◯を済ませましたよ」と一言かけてみても良いかもしれませんね。
伝えることで「お互いに協力しながら保育をしているんだよ」という思いが、相手の先生に届けば良いなと思っております。
現在は「我慢の限界」とのことですので、相当に無理を重ねていらっしゃるのではと感じます。
先輩方からさらに学びたい、よりご自身の保育スキルを高めたい、そしてこまりんさんの取り組みをしっかりと評価してくれる場所で働きたいと感じるのでしたら、転職するというのも方法の一つです。
間もなく年度末に入りますから、時期的にも良いのではと感じます。
少しでも前向きなお気持ちになれますことを願っております。
もしおつらいお気持ちが晴れないようでしたら、いつでもいらして下さいね。
「嬉しい」というお言葉を頂けて、当方も心からほっとしております。
退職は7月には伝えなければならないとのことですが、もしそこまで心身が持たないということがありましたら、時期が来る前に伝えても良いのではと思います。
無理に続けることで体調を崩し、働くことがままならなくなることの方が心配ですものね。
ご家族につきましても、(もし次の職場を決める前に退職するのであれば)辞める時点での状況を伝え、退職後はどのようなことをしたいのかきちんと説明をすれば納得して下さるかもしれません。
こまりんさんの「退職後の不安定な状況」が心配なのではとお見受けしますので、「ちゃんと考えているから心配しないで」と安心して頂けることが重要なのではと感じます。
もし転職を検討中にお困りのことがありましたら、いつでもお話しにいらして下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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