こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『2歳児保育、イライラしてしまった時にどうすればいいですか』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『子供達への声かけが同じパターンになっていないか見直し、様々な手法を取り入れることで子供達が興味を持って聞けるよう方向づけてみてはいかがでしょうか』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】20代
【保育士経験年数】4年
【一番解決したいこと】イライラしてしまった時にどうすればいいか。
【相談文】
今2歳児のクラスの担任をしています。持ち上がりで1歳の時も見てるクラスです。魔の2歳といいますがまさにその通りで、まったく子どもたちが話を聞かなくて辛くなります。4年も同じ仕事をしてるのに活動の持ってき方が下手なせいか、結局解決方法が怒るしか無くなります。褒めて伸ばしてあげたいのに怒らないと何もしない子どもたちにストレスを感じています。2歳はこんなもんだってわかってても怒ることが辛いんです。私がいけないのはわかってるんですがどうすればいいんでしょうか。
ご相談内容、拝見いたしました。
子供達がなかなかこまりんさんのお話しを聞いてくれないのですね。
これは大事な事だから伝えたい!ということでも、なかなか話を聞いてくれないと、ご自身のストレスもたまるのではと思います。
どうしたら良いのか、当方も一緒に考えさせて頂きますね。
ただいま多くのご相談を受けておりますため、お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。
2歳児といえば自我が芽生える時期ですね。
この時期は子供達自身の心がときめいたり、納得のいくものに対してはすんなりと受け入れてくれるでしょうが、そうでなければ「イヤ!」と頑なに拒否をすることもあるでしょう。
成長のしるしだということは分かっていても、「どうしたら自分の(保育士の)思いをわかってくれるんだろう・・・」と頭を抱えることもあるかもしれませんね。
確かに「保育士が怒ることで解決する」という手段は、一見すると子供達が言うことを聞いてくれているようにも見えます。
ただ、子供達は「先生が怒ると怖いから話しを聞く」のであって、保育士の思いが子供達に届いているかと言うと、疑問符がつくのではと思います。
こまりんさんも怒ることに対しておつらい気持ちを抱えていらっしゃいますから、怒る以外の手段で子供達に伝えていきたい、と思っていらっしゃるのではとお見受けします。
当方の回答としましては【子供達への声かけがいつも同じパターンになっていないか見直し、様々な手法を取り入れることで子供達が興味を持って聞けるよう方向づけてみる】と良いのでは、と思います。
例えば活動を始める際、子供達に話す時にはいつも同じようなパターンになってしまっているということはないでしょうか。
同じような口調や同じような声のトーンであったり、話す手順がいつも似たような感じになってしまうと、子供達も「いつもと同じお話しでしょ?」と飽きてしまうかもしれません。
ですから、バリエーションを加えることで新鮮味を感じ「なんだろう?」と興味を持って聞くのではないかと思います。
話し方に緩急を加える、子供達に落ち着きがなければあえて小さい声で話しかけることで気を引く、パペットなどを使い、こまりんさんとパペットでやりとりをしながら進める、一人でも話を聞こうとする姿が見られたら逃さず充分に認める等・・・変化を加えることで子供達も楽しく参加できるのではと思います。
そしていちばん大切なことは、こまりんさんご自身が「今から行う活動はとても楽しいんだよ!」というお気持ちを子供達に届けることです。
保育士が活動を楽しそうに行う姿を見て、子供達も興味を持ち「やってみたい!」と思うことでしょう。
逆を言えば、淡々とこなしていたら、実際はどんなに楽しい活動であっても、やってみたいと思う気持ちは薄れてしまうかもしれません。
「こまりんさんといると、いつも楽しい経験が沢山出来るんだな」と子供達が実感出来る快い経験を積み重ねていくことで、「次の活動も面白いかも!」という期待を持ち、「先生の話を聞かないと面白いことを聞き逃しちゃう!」とワクワクした気持ちで話を聞けるように方向づけていけたら良いのかなと思いますよ。
また、話をする時は手短に、一度にあれこれと詰め込みすぎないことをおすすめします。
まだ2歳ということもありますし、子供達も内容が多くなってしまうと混乱してしまうからです。
こちらは当サイトの記事になりますが、2歳児の特徴についてまとめた内容となっております。
担当されていらっしゃる子供達と重なる部分もあるのではと思いましたので、ご紹介させて頂きますね。
こちらも当サイトの記事となりますが、子供達が「言うことを聞いてくれなくて困った!」という時の解決方法についてまとめてあります。
少しでもお役に立てれば良いなと思っております。
また、これは根本的な解決法ではないですが、子どもたちに大好き!可愛い!という気持ちをしっかりとお伝えしていくことも大事かなと思います。
ギュッと抱きしめたり、「大好きだよ!」と伝えたり。
「子どもたちが大好きなのに、怒ってばかりになってしまっていることがつらい…」、という印象も受けましたので、お伝えさせていただきました。
不安なことがありましたらいつでもお話を伺いますので、お気軽にいらして下さいね。
よろしければその後のお話も教えて頂けたら嬉しいです。
こまりんさんが子供達とのびのびと楽しく過ごせますように。
これからも応援しております。
ご助言を参考に頑張りたいと思います。
頑張ってくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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