保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2022年12月版】

2022年12月31日

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保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2024年4月版】

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こんにちは、ほいくのおまもりです。

2022年12月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。

 

報道が相次ぐ不適切保育

不適切な保育、全国345件 発覚は氷山の一角か 国が調査検討

相次ぐ保育士の虐待事件、不適切な行為を防ぐには? 専門家2人に聞きました

静岡県裾野市の私立認可保育園で1歳児クラスを受け持っていた保育士3人が暴行容疑で逮捕された事件では、園児の頭をなぐったり、足をつかんで宙づりにしたりするといった深刻な虐待の実態が明らかになった。

相次ぐ保育士の不適切保育の報道。静岡県では、保育士3人が暴行容疑で逮捕されるというショッキングな展開となりました。

そもそも園児への虐待のような不適切な保育は、全国でどれくらいあるのでしょうか。厚生労働省の調査研究によると、2019年度に全国の自治体が把握した不適切保育は96自治体で345件あることがわかったそうです。

子どもの心も体も傷つける、『先生』からの虐待。これ以上心が痛む報道が増えないことを祈ります。

 

★面接で使うなら!

「毎日のように報道される保育士の不適切保育のニュースを見て、子どもたちの事を思うと本当に心が痛みます。保護者も、園の事を信頼して大切な我が子を預けていると思うので、このようなニュースが横行すると自分の園は大丈夫なのかと不安になってしまうと思います。保護者との信頼関係を密にし、安心できるように『見える保育』を心がけていきたいと感じました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

保護者の目線に立ち、不安な思いを解消するため、安心できる環境づくりを考えることが出来る人だという印象を持たれると思います。

 

”不適切保育”の背景とは

【解説】“不適切な保育”の背景…保育士1人で“子ども6人” 現場は「心も体もヘトヘト」(リンク切れ)

保育園、虐待あってはならぬが…現役保育士が明かす「余裕のなさ」

 子どもの大切な成長の場であり、働く親にとって子育てのパートナーである保育園。だからこそ、静岡県裾野市の認可保育園で起きた園児暴行事件は、関係者に衝撃を与えた。現役の保育士は「あってはならないこと」としつつも、イライラが募りがちな保育現場の現状を明かす。

不適切保育報道の内容を聞いて、「ドキッ」とした方はいませんか?手を出したり、暴言を吐くことはもちろんあってはならないものです。ですが、保育士も一人の人間。どうしても心穏やかに保育が出来ない状況になることもあるかと思います。

保育の現場は、園児同士のトラブルや、予想外の出来事など保育園では常に臨機応変に対応する力が求められます。

保育士が余裕を持って保育が出来るには、何が必要なのか。子どもたちのためにも考えなければならないと思いませんか?

 

★面接で使うなら!

「私自身も、報道を見た後に、自分の保育を振り返り、”あの時の声掛けは言い方が強すぎたのではないか・注意すべき場面では無かったのではないかなどと思うことがあります。想定外のトラブルが重なると、自分自身に余裕がなくなり声掛けもマイナス言葉になってしまいがちなので、トラブルがあったときこそ一呼吸置くことが大切だと思いました。また、複数の保育士で子どもを見るという環境が心に余裕を生むと思うので、保育士不足が解消されると良いなと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

自分自身の保育を振り返り、反省するだけではなく良い保育をしていくにはどうしたら良いかを考えることが出来る人だという印象を持たれると思います。

 

教育のつもりが虐待に?

教育のつもりが虐待に? 「たくましい子に育てたい」に潜むリスク

「子どもと向きあう保育」はぜいたくですか 保育士たちの思いと現実

虐待など「不適切な保育」のリスクは、「教育」「しつけ」としておこなわれる保育の中にも潜む――。保育現場のリスクマネジメントの専門家、遠藤登さんはそう指摘します。保育現場で子どもたちを守るためにできることは何か、聞きました。

気付かぬうちに教育のつもりの指導がエスカレートしていた…ということはありませんか? 

それぞれの園には「教育理念」や「保育方針」があり、それに沿って保育をしていると思います。その理念の間違った解釈が、知らず知らずのうちに、不適切な行為につながってしまうケースが多いそうです。

 最近、保育現場にも「子どもの人権に配慮する」という考え方が広まってきましたが、まだ「教育」や「しつけ」という観点から、「子どもが自らを律して、自らを正すようにしよう」と、即時性の高い外発的動機付け(賞罰や強制による動機付け)に頼りがちになっている園もあるようです。

各々の園の教育理念や保育方針について、今一度園全体で話し合ってみてはいかがでしょうか?

 

★面接で使うなら!

「例えば保育方針として、子どもの自主性を育むことを方針とした園は多くあると思います。ですが、”見守る”と”困っているのに放っておく”は、違いますし、1から10まで子どもに任せるのが自主性を育むことには繋がりません。このように解釈のズレが大きな間違いになっていくのではないかと思いました。私の園でも、職員全員で保育方針の解釈についてや、どのような保育をしていくかを話し合うべきだと気づきました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

”保育”について深く考え、それを職員と共有していこうと考えることが出来るコミュニケーション能力の高い人だという印象を持たれると思います。

 

若手保育士へのメンタルサポートを提供

京進、若手保育士や初めての保育士就職の悩み相談・メンタルサポートを提供

全国に95園の保育園・幼稚園・こども園を展開する株式会社 京進は、就職や転職を考えている若手保育士や保育士資格取得者に対し、保育実務で現在悩んでいることや困っていること、保育士としてこれから働くことで不安に思うことなど、保育士の抱える“お悩み”に対するWEB相談サービスを実施します。

新人の先生や、経験年数が浅い先生は、保育の悩みや不安など、なかなか打ち明けられる環境がありませんよね。同期の先生が多かったり年数の近い先生が多い園は、人間関係も開けているかもしれませんが、ベテランの先生ばかりの園だと、保育は安定するかもしれませんが、悩み相談をするまでの関係になるには少し時間がかかるかもしれません。

保育の悩み相談だけではなく、心のケアをしてもらえるサービスが広がり、利用しやすくなると離職率も減少するかもしれませんね。

 

★面接で使うなら!

「保育の悩み相談をウェブで相談できるシステムはとても良いと思いました。悩みを打ち明けられずに、保育の職を離れてしまうという人も今までは多くいたと思うので、このようなサービスを利用して、心のケアを受けられることでまた前向きに保育ができるのではないかと思いました。このような保育士のサポート事業が広がっていくと良いなと思います。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

保育士が抱える問題についてどのように打開していくかを考える事が出来る人だという印象を持たれると思います。

 

ICT化で安心できる保育園づくりを

保育士も親も ICTで安心 小松・舟見ケ丘保幼園「ルクミー」導入 

より良い保育を実現するための保育DXとは?保育ICTシステムをもっと知ろう!

保育士の業務負担を軽減し、仕事の効率化につなげようと、小松市河田町の舟見ケ丘保幼園は、情報通信技術(ICT)を活用した保育施設向けの総合支援サービスを導入する。園で働く保育士からは「子どもたちの成長をさらに深く追っていけるようになれば」と期待する声が上がる。

 通園バスでの置き去りや、不適切保育など、保育業界の痛ましいニュースが多く報道された2022年。絶対にあってはならない事件ですが、保育士にのしかかる過剰な業務負担が一因との指摘もありました。

同じような事件が起きないためにはどのようなシステムを導入するか、保育の現場にも『変化』が求められているのではないでしょうか。

 

★面接で使うなら!

「保育に関する多くの悲しい事件が報道される中で、自分には何が出来るのか・保育園という場所がどうあるべきなのかを考えました。保育士の数を増やして見守る目を多くすることが一番ですが、保育士不足はすぐに解消できる問題ではないと思います。ICT化を導入することで、保護者に通知が来て安心してもらえたり、保育士同士の連携ミスも解消されるメリットもあると思うので、安全な保育をする一つの手段になるのではないかと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

ICT化を進めることのメリットに気づき、新しい保育形態に対しても柔軟に対応できる人だという印象を持たれると思います。

 

まとめ

2022年12月時点の動きです。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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