こんにちは、ほいくのおまもりです。
2023年3月、宮城県名取市にある【ペンギンナーサリースクール】にて取材・見学をさせてもらいました。
- 入園に興味がある
- 求人に興味がある
- どんな保育をしているか気になる
そんな疑問に答える内容になっています。
「一緒に見学をしている感覚」で読んでもらえたら嬉しいです。それではいってみましょう!
※記事の内容は取材当時のものになります。
日常の様子
ほいくのおまもり(以下、おまもり):本日はよろしくお願いします。
ペンギンナーサリースクール保志園長(以下、保志園長):こちらこそ、よろしくお願いします。当園はワンフロアになっていますので、早速、保育の様子をご紹介しますね。
楽しい英語の時間
おまもり:外国人の先生がいますね。今は英語の時間ですか?
保志園長:そうです。イタリア人のルカ先生に来てもらっています。小さい頃から、国籍の違う人と関わることは大切なことだと考えています。ダイバーシティ保育の一環でもあります。これからの子どもたちは、更に色々な国や言葉、文化があることを多国籍な人と関わりながら感じてほしいなと。
※ダイバーシティ保育:人種、性別、文化、国籍、宗教などの違いを受け入れ、お互いに認め合うための配慮や考え方、行動を促す教育
おまもり:未来を見据えた保育ということですね。
保志園長:そうですね。英語は月2〜3回で、系列園でも行っています。当園は0~2歳児の保育園ですが、卒園してから系列のインターナショナル保育園へ行く子も多いですよ。
おまもり:0歳から英語に触れているんですね。
保志園長:英語は、繰り返していくと、しっかりと身についていきますよ。「これ何色?」と聞くと、英語で答えたり。大人が思っている以上に子どもたちは親しみを持っています。
おまもり:子どもたちの吸収力ってすごいんですね。
保志園長:英語の時間が終わって、これからお散歩の時間です。
施設・設備面について
保志園長:お部屋の中で気になることはありますか?
おまもり:お部屋を見渡すと、おもちゃがないですね。
保志園長:おもちゃは安全面を考え、普段は片付けているんですよ。使うときに出しています。
おまもり:なぜワンフロアでの保育をしようと思ったんですか?
保志園長:フロアを同じにすることで、異年齢保育が出来るからです。年下の子が泣いていると年上の子がお世話をしてあげたり、年下の子は年上の子の動きを真似したり。兄弟のような関係性を構築しています。家では学べないことや、同じ年齢では学べないことがたくさんあります。
おまもり:子ども同士で育ち合うということですね。
保志園長:その通りです!ですが、遊びによっては0歳児がいると出来ないことがあるので、その時は活動を分けて保育をしています。粘土遊びなど、0歳が口に入れると危ないことなどは配慮していますので、保護者様には安心していただきたいと思います。
おまもり:1歳や2歳の子が、年齢に適した遊びも思い切りできるということですね!
保志園長:子どもたちが楽しめるには、どうしたら良いのかを日々考えて保育しています。
職員配置について
おまもり:職員はオレンジのTシャツを着ているので、子どもたちも先生を見つけやすくて良いですね。職員の人数は何人ですか?
保志園長:正職員が6名(園長含む)、パートが2名、保育補助1名、事務員1名、調理2名で、計12名です。子どもの人数は今は0歳児3名、1歳児5名、2歳児8名の計16名です。小規模園なので、子どもたち一人ひとりとじっくり関わることができますし、もう一つの『お家』のような感覚で過ごして欲しいと思っています。
おまもり:そうなんですね。保志園長も保育に入りますか?
保志園長:もちろん保育に入ります。私は普段はお散歩にはついていかず、その時間に園長業務を手早く終わらせて、夕方は子どもたちと一緒に過ごせるようにしています。子どもたちと関わる時間が、一番幸せなので笑!
おまもり:本当に子どもが大好きなんですね笑
保護者に伝えたい3つのこと
おまもり:園を保護者に紹介するにあたって、特にお伝えしたいことはありますか?
保志園長:必ず説明していることが3点あります。一つ目は、異年齢保育についてお伝えしています。核家族化や一人っ子のお子さんが増加する中で、園のお友達や先生をペンギンファミリーと思ってもらえたら最高ですね。先ほどお話したように、ワンフロアであっても年齢に応じた保育をしていることをお伝えしています。
おまもり:保育園での過ごし方を説明してもらえると安心しますよね。二つ目はなんですか?
保志園長:二つ目は、外遊びについてです。当園には園庭がありません。ですが、園の近隣には大小様々な公園があります。その日の園児や保育士数、時間、天候によってコースや公園を変えて遊んでいます。毎日、今日はどこの公園に行くのかな~?とワクワクな子どもたちです。また、お天気が良い日は基本的には必ずお外に出ることも大切にしているところです。例えば、今日のように英語がある日でも、必ず外に出る時間を作るようにしていますよ。
おまもり:三つ目はなんですか?
保志園長:給食についてです。栄養士が作成した献立に沿って、栄養満点の出来立て美味しい給食を提供しています。自園調理をしているという話をしています。また、完食を目標にするのではなく、みんなで楽しく食べるということに重きを置いています。自宅で食べられない野菜が、給食では食べられる、ということもよくありますよ。
おまもり:その三点について見学のときに説明してもらえると、保育園のことがわかってよいですね。
保護者から好評なこと
おまもり:保護者から好評なことも教えて下さい。
保志園長:園評価のアンケートを取っているのですが、英語は特に好評です。お子様が英語を楽しみに保育園に行っているという声もいただいています。園だよりでも英語の日程はお知らせするようにしています。「朝ぐずっていたんですが、『今日は英語だよ』と伝えたら喜んで保育園にきた」という話も聞いています笑
おまもり:先ほど見学させていただきましたが、子どもたち全員が本当に楽しそうに取り組んでいましたもんね。
保志園長:また、アプリを使って園生活の写真を保護者様に送っているのですが、それも好評です。保育園の中のことはなかなか可視化できないので、写真を送るととても喜ばれます。アプリを登録して頂くと、遠方に住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんも園でのお孫さんの様子を見ることができることもポイントです。
おまもり:アプリで写真を送れるのは、保育士の負担軽減にもなりますし、保護者も見やすくて一石二鳥ですね。
保志園長:あとは、親子行事ですね。コロナ禍でずっと出来ていなくて・・・今年はなんとか開催することができました。実際にお子様が園で過ごす様子を見ることができて、とても喜ばれていました。今後も出来る事を工夫しながらやっていけたらと思っています。
おまもり:園内の様子や、園についてのお話を聞かせていただいてありがとうございます。
園長インタビュー
おまもり:続いて保志園長にインタビューをさせていただきます。よろしくお願いします。
保志園長:はい。よろしくお願いします!
ご経歴
おまもり:まずは保志園長の経歴について教えて下さい。
保志園長:保育歴は12年程度です。当園で働き始めて、今年の4月で丸5年目になります。
保育方針
おまもり:では、保育方針について教えて下さい。
保志園長:『こどもを真ん中に、サスティナブルな暮らしを。PENGUIN5.0』がキャッチコピーです。こどもを真ん中にというのは、保育において、子どもが今どうしたいか・どんな気持ちかを最優先に考えるということです。
おまもり:素晴らしいですね。そもそもどうしてペンギンなのですか?
保志園長:良い質問です!皇帝ペンギンは、世界一過酷な子育てをしていると言われているんです。人間の子育てに通じるものが2つあるんですよ。1つ目は、共働き、共育て。動物はメスが育てるというのが基本ですが、ペンギンは共に育てているんです。2つ目は、地域で見守る子育て。赤ちゃんが生まれると、凍え死なないように、ペンギンたちで輪をつくって赤ちゃんが死なないようにしているんですよ。すごいですよね。
おまもり:それは、知らなかったです。『ペンギン』の名称には深い意味が込められていたんですね。
保志園長:そうなんですよ。系列園が9園あるのですが、被災地に園を置いています。町に保育園があると活気があるじゃないですか。町づくりというスタンスで、園を設置しているんです。
おまもり:素晴らしい考えですね。子どもの声が聞こえる町は、未来を感じます。
保志園長:そうなんですよ。地域の人たちから、ペンギンって良いねと言ってもらえる場所にしたいんです。子どもたちだけではなく、地域に住んでいる皆さんの居場所になって欲しいと思っています。
おまもり:地域密着型の保育園ということですね。
保志園長:そういうことです。スタッフには、明るく楽しく元気良くをモットーに保育に当たって欲しいと考えています。
保育園に来れたら、花マル!!
保志園長:そして、保育所保育指針にきちんと立ち返り、保育をしていきたいと思っています。
おまもり:それは、なぜですか?
保志園長:特に0,1,2歳は養護の部分が一番大事だと考えているんです。保育園は、第2のおうちです。大好きな家族と離れて過ごすのに、寂しくて泣くのは当たり前です。保育園に来れただけで花マルをあげたいと思っています。とにかく、保育園は落ち着いて過ごせる居場所でありたいんです。それが根底にあってこそ初めて教育的なことをしていくべきだと考えています。
おまもり:保育園に来れただけで花マル・・・。園長先生の温かい人柄が伝わるお言葉ですね。
保志園長:ありがとうございます笑 保育理念は、『子ども一人ひとりの「個」のチカラを伸ばす保育園』なんです。子どもたち一人ひとりとじっくり関わって、その子の良いところに気づいて自信を付けてあげたいと考えています。
おまもり:子どもたち一人ひとりとじっくり関わるというのは、集団で過ごしていると難しいと感じることはないですか?
保志園長:その点は、職員がかなり充実しているのでじっくり関われていると思いますね。また保育園は、子ども×保護者×保育者×地域が掛け合わさって成り立っていると考えています。子どもたちの成長を見守るうえで、何一つ欠けてはならないと。様々な人との交流によって、良いところに気づき「個」の力を伸ばしていけると思っています。
おまもり:とても勉強になります。
保志園長:また、環境問題についても積極的に考えていきたいです。未来のために、SDGsの拠点になれば良いなと思っています。SDGsの取り組みを通して、地域の方と繋がっていけたらと考えているところです。
おまもり:「今」だけではなく、「子どもたちの未来」も見据えて様々な取り組みをされているんですね。
残業・有休・産休等について
おまもり:では、先生たちの働き方についてお伺いさせてください。残業は月にどれくらいありますか?
保志園長:基本的に残業はありませんよ!この業界【行事前の残業は当たり前】といった風潮がありますよね。私はそれをどうにかしたくて・・・。私が園長になったからには、残業をなくしたい!と思い、業務の見直しを行いました。行事前も、監査前も残業なく帰れるように工夫しています。
おまもり:働き方改革ですね!では、有休はみなさん取れていますか?
保志園長:園全体として消化率は高いと思います。子どもがいる先生は希望が多いし、消化も早いです。子どものいない先生は、取ることに迷っていることもあるので、こちらから好きな時に休みを取るように声を掛けています。私自身も、積極的に取得するようにしていますよ。「園長が休んでいるんだから、私も休もう!」と思ってもらえるようにするのは大事だと思うんです。
おまもり:上司がそのように振る舞うと、他の先生も取りやすいですよね。では、産休育休制度を利用している先生はいますか?
保志園長:2019年4月に開園して以来、まだ該当する人がいないんですよ。制度はあるので、積極的に取得して欲しいと考えています。
離職について
おまもり:離職状況はどうですか?
保志園長:開園して園長になりたての頃は、立ち振る舞いが定まらず、先生たちを迷わせて、不満も出てしまいました。正直に言うと1年目、2年目は辞めてしまった先生はいます。
おまもり:正直にお答えいただき、ありがとうございます。
保志園長:今は4年目を迎えて、落ち着いてきています。3年目は退職者なし、4年目の今年は1名です。保育の深いところまで考えられるようになってきて、園長業務も板についてきたかなと思っているところです。
おまもり:悩みながら、土台を作ってきたということなんですね。
保志園長:「頑張ろう!」という思いが一人歩きして、先生たちとギスギスしてしまったこともありました。あの経験があったからこそ、どうしたら先生たちと良い関係を築けるか、良い保育園を作っていけるかを深く考えられるようになりました。私も園長として、まだまだ勉強しているところです。
おまもり:苦い経験があったからこそ、先生の笑い声があふれる保育園が出来たんですね。
SDGsへの取り組み
おまもり:今後改善していきたいことや、取り組みたいことはなんですか?
保志園長:先ほども話しましたが、保育を通じて、SDGsに取り組んでいきたいです。系列園で、すでに取り組んでいる園もあります。
おまもり:なぜSDGsなんですか?
保志園長:ペットボトルのキャップがワクチンになることや、残飯で肥料が作れることなど、子どもたちに知って欲しいことがたくさんあるんです。子どもたちの未来が、少しでも良い環境であって欲しいと考えているので、私たちの出来ることとして、取り組んでいけたらと思っています。
求職者へ向けて
おまもり:続いて、求職者へお伝えしたいことをお願いします。
保志園長:物理的にも精神的にも風通しが良い職場です。園の造りはワンフロアなので、先生同士の連携がしやすい環境です。人間関係も良く、笑いの絶えない職場ですよ。
おまもり:本当に先生たち、楽しそうですもんね笑
保志園長:はい笑 職員は12名中、9名に自身の子どもがいるので、学校行事や急病に対して理解が深いです。親の介護などでも休みが取れます。働きやすい職場ですよ!
最後に一言
おまもり:最後に、ペンギンナーサリースクールが気になっている人へ向けてのコメントをお願いします!
保志園長:働いている人たちの笑顔が絶えない職場です。保育に関しては、メリハリもしっかりつけています。保育観は一人ひとり違うのは当たり前なので、毎日すり合わせの時間を取って、同じ方向を向くように心がけています。どの先生が対応しても、保護者様に安心感を持ってもらえるようにしています。当園は、担任制ではなく、みんなで見ていくという制度です。ぜひ一度、見学にきてくださいね。
おまもり:お話を聞かせていただき、ありがとうございました!
保志園長:こちらこそ、ありがとうございました。
保育士インタビュー1
目黒先生/3年目(トータル22年目)
おまもり:それでは、よろしくお願いします。
目黒先生:こちらこそ、よろしくお願いします。
ご経歴
おまもり:まずは、目黒先生の経歴を教えてもらっても良いですか?
目黒先生:学校を卒業してから、幼稚園で16年勤めました。その後、当法人の系列園で3年働いて、異動して3年目になります。
おまもり:合計すると、保育歴22年のベテラン先生ですね!私も話をしていて安心感があるなぁと感じていたんですよ。
目黒先生:そうですか?笑 ありがとうございます。
人間関係について
おまもり:ベテランの目黒先生から見て、ペンギンナーサリースクールの先生たちの人間関係はどうですか?
目黒先生:仕事のことや、プライベートのことについても和気あいあいと話ができる職場です。人間関係はとても良いと思います。公私混合はしすぎないように、お互い気遣いつつも、仲良く楽しくやれていると思います。
おまもり:見学に来ている私から見ても、みなさん楽しそうで仲が良さそうなのが伝わりました。
働きやすいと感じるところ
おまもり:では、目黒先生が働きやすいと感じるところはどんなところですか?
目黒先生:私には3人の子どもがいるのですが、一番下の子が就学前なんです。急病などでお休みを取らなくてはいけないときも、周囲の先生が『お互い様だから大丈夫だよ』とフォローしてくれるんです。
おまもり:理解をしてくれるのは嬉しいですね。
目黒先生:急なお休みって、職場に迷惑をかけることになるので、罪悪感を感じるときもあるのですが、職員が温かい雰囲気で受け止めてくれるので、気兼ねなく休むことができます。その分、他の先生に何かあったときはフォローします!という気持ちにもなれます。子どもがいる人にとってもとても働きやすい職場です。
おまもり:お子さんがいるから、正職員を諦める、という方もいますもんね。ここは、子育てをしながらもしっかり働くことができる環境になっているんですね。素晴らしいです。保育においても、先生たちの連携がしっかり取れているということですか?
目黒先生:もちろんです!日替わりでリード(リーダー)をするのですが、活動に入れない子どもがいても、リードではない先生がしっかりとフォローしてくれるので、活動が止まったりしません。次の活動を見越して、手の空いている先生が先々の準備をしてくれるので、スムーズに保育が出来ます。
おまもり:本日見学をしていても、散歩の前にバギーを出したり、給食前にテーブルを整えたり、常に先へ先への準備がスムーズだと感じました。
目黒先生:先生方には本当に助けてもらっているなとリードをしているときに改めて気付きます。自分が困ったときに助けてもらえると、自分も人のために頑張ろうという気持ちになりますよね。『思いやり』って、働くうえで大切なことなんだと思います。
おまもり:思いやりの連鎖、ですね。とても温かい職場ですね!
印象に残っているエピソード
おまもり:では、目黒先生が入職して一番印象に残っているエピソードはなんですか?
目黒先生:コロナが流行して、なかなか行事ができない日々が続いて、寂しいなと思っていたのですが・・・、今年度は少しずつ行事も復活してきたんです。今年度1番楽しかったのが、ハロウィンですかね。みんなで仮装したんです。もちろん職員もですよ!私は千と千尋の神隠しのハクの仮装をしました。職員も仮装をすることで、子どもたちも大喜びで、当日はとても楽しかったですよ。
おまもり:先生たちも仮装をしたんですか!それは子どもたちも喜びそうですね。
目黒先生:あとは、親子遠足で動物園に行ったのも楽しかったです。ここ数年、保護者様が参加できる行事がなくて、保護者様との関わりが少なくなっていたので、久しぶりの親子行事がすごく楽しかったです。幼稚園で働いていた時も親子遠足はありましたが、当時は全体統括のような立ち位置のため、なかなか保護者様との関わりが持てませんでした。私はみんなでワイワイとやりたいタイプなので、とても楽しかったです!
おまもり:親子行事も復活してきたんですね。良かったです。保護者といえば、保護者との関係性はどうですか?
目黒先生:親子行事は復活しましたが、日常ではまだ送迎時に玄関でしか関わる事しかできていないので、もっと話がゆっくりできるような環境に戻れたらいいなと思っています。自分だけではなくて、他の先生とも連携しながら、保護者様と良い信頼関係を築いていけたら良いですね。
おまもり:これからが楽しみですね!
最後に一言
おまもり:それでは、最後に一言お願いします。
目黒先生:あの・・・昼食は何を食べたんですか?
おまもり:え?
目黒先生:おまもりさん、昼食を外に食べに行ったということで「何を食べに行ったんだろうね〜」って職員同士で盛り上がっていたんですよ!
おまもり:そういうことですか!かわまちてらす閖上で、海鮮丼をいただきました笑
目黒先生:えー!いいなー!他の職員にも報告しておきます笑!
おまもり:どうぞどうぞ笑 (職員間の仲の良さが伝わるやり取りのため、保育に全く関係ないですが載せさせていただきました)今回はお時間をいただき、ありがとうございました!
目黒先生:こちらこそ、ありがとうございました!
保育士インタビュー2
緑川先生/1年目(トータル11年目)
おまもり:それでは、よろしくお願いします。
緑川先生:こちらこそ、よろしくお願いします。
ご経歴
おまもり:まずは、緑川先生の経歴を教えてもらっても良いですか?
緑川先生:幼稚園や保育園で働いて、保育歴は11年です。当園に転職をして、もうすぐ丸1年になります。
おまもり:保育歴は11年になるんですね!目黒先生は22年と言っていましたから、ベテランの先生がたくさんいるんですね。
緑川先生:そうですね。保育の酸いも甘いも知っている先生がたくさんいるので、安心感は抜群だと思いますよ!
人間関係について
おまもり:とても明るくて楽しそうな先生たちがたくさんいる印象ですが・・・先生たちの人間関係はどうですか?
緑川先生:感じていただいている印象の通り、とても良いです!本当に笑いが耐えないんですよ。女性の職場は、派閥みたいなものがあったり陰口があったりするんじゃないか?と思われがちですが、ここでは愚痴も聞いたことがなくて、そういう悩みも全くありません。
おまもり:私が持っている印象通りの職場なんですね。
緑川先生:私は今30代半ばですが、以前の職場は、同じくらいの年齢や年下の先生が多かったです。ここには私より先輩の先生が多くいるので、保育の相談に乗ってもらったり、私自身の子育ての相談もさせてもらっています。
おまもり:気軽に相談できる人たちがたくさんいると心強いですよね。
緑川先生:本当に優しい先生たちに囲まれて、楽しく保育させてもらっています。ここに入って間もない頃の話なんですが、私がリードで保育を進めるときに、緊張して歌を間違えてたんです。他の先生たちも急に違う歌が始まってびっくりしたと思うんですが、シーンとするのではなくて、「違う違う笑!」と笑いに変えてくれました。すごく救われたし、なんて良い先生たちなんだろうと感激したのを覚えています。
おまもり:緊張して失敗してしまうことは誰にでも起こり得ることですもんね。先生たちの雰囲気の良さ、連携の良さが分かるお話をありがとうございます。
印象に残っているエピソード
おまもり:では、緑川先生が入職して一番印象に残っているエピソードはなんですか?
緑川先生:どこの園でもよくあることだと思うんですが、トイレに行くときに、おもちゃを持ったままの子がいたんです。園によっては理由も聞かずに「置いて!」という場合もあるかと思います。
おまもり:理由を聞かずに「置いて」。確かにありますね。
緑川先生:ここでは子どもの様子を見ながら、一緒にトイレに持っていき、「トイレの前に置こうね」といった、受け入れる保育が出来るんです。先生の人数も多いので、一人ひとりに寄り添い、目をかけてあげられるのが強みだと思っています。
おまもり:先生たちと子どもたちの信頼関係もしっかりと築いていけますね。
働きやすいところ
おまもり:働きやすいところはどんなところだと思いますか?
緑川先生:一番は、やっぱり人間関係がいいところですかね。先生たちがみんなはつらつとしていて元気が良くて、笑顔が絶えないんです。人間関係のストレスがなくて、先生たちの気持ちにゆとりがあるので、余裕を持って子どもたちを見てあげられていると思っています。
おまもり:目黒先生も人間関係が良いと言っていたので、ここの人間関係の良さは本物ですね笑
緑川先生:本当にここで働けて良かったと思っています。私には子どもが2人いるんですが、保育園に通っているので、どうしても急病で休みをもらうことがあるんです。急に休むことに申し訳なさを感じて翌日出勤すると、「大丈夫だった?」と気遣ってくれるんです。
おまもり:目黒先生も同じことを言っていました。本当に働くお母さんに優しい職場なんですね。
緑川先生:同じこと言っていたんですね笑 あと、先生の給食が出るのもすごく嬉しいです。子どもと一緒に食べるのではなく、別時間にゆっくり食べることが出来るのも魅力に感じています。
保護者との関係性
おまもり:保護者との関係性はどうですか?
緑川先生:保護者様とは、その日の子どもたちのエピソードをお伝えして盛り上がっています。お昼寝中の寝言や、何をして遊んでいたかなど具体的に話すようにしています。そのおかげで、良い関係性を築けているのではないかと思います。
おまもり:逆に、改善したいことはありますか?
緑川先生:保護者様との行事やイベントもやってはいるのですが、コロナでみんな一緒にというのがまだ難しくて・・・。地域とのつながりが難しくなっているのも寂しいです。少しずつ緩和されていく中で、できることに挑戦していきたいなと思っています。地域や保護者様と繋がる保育ができたら良いなと思っているところです。
おまもり:保育園と地域の繋がりを大切に考えておられるんですね。
緑川先生:はい。子どもたちは地域の人たちにとっても元気になれる存在だと思っているんです。
最後に一言
おまもり:今日はたくさんお話を聞かせていただきありがとうございました。では、最後に一言お願いします!
緑川先生:人間関係の良い、笑顔の絶えない職場です。更に、書類業務も勤務時間内で終わる量になっているので残業がないのも魅力です。
おまもり:働きやすい職場だということがインタビューの中で伝わってきました。お時間いただきありがとうございました!
緑川先生:こちらこそありがとうございました。
連絡先のご紹介
いかがだったでしょうか?
この記事で、ペンギンナーサリースクールの魅力が伝われば嬉しいです!
興味を持った方はぜひ、見学やお問い合わせをしてみてくださいね。
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