こんにちは、ほいくのおまもりです。
2023年3月、北海道札幌市にある【たかさごスクール大通公園】(社会福祉法人 高砂福祉会 保育所型認定こども園)にて取材・見学をさせてもらいました。
- 入園に興味がある
- 求人に興味がある
- どんな保育をしているか気になる
そんな疑問に答える内容になっています。
「一緒に見学をしている感覚」で読んでもらえたら嬉しいです。それではいってみましょう!
※記事の内容は取材当時のものになります。
日常の様子
ほいくのおまもり(以下、おまもり):本日はよろしくお願いします。
たかさごスクール大通公園、菅原園長(以下、菅原園長):こちらこそ、よろしくお願いします。
入り口のイメージはア●ス●!
おまもり:入り口は紫を基調とした造りになっているんですね。
菅原園長:イメージは『アナスイ』です。伝わりますかね?笑
おまもり:おー!どこか知っている世界観だと思ったのですが、言われてピンときました!そして絵本が豊富ですね。
菅原園長:絵本は貸し出しを行っているんですよ。本当はもっとあるのですが、今は子どもたちが借りていっていて、減ってますね。本の種類はかなり豊富に用意しています。貸し出しコーナーは職員室にあるストックと月1回入れ替えているので子どもたちが楽しみになるように工夫し、子どもたちのリクエストにも応じていますよ。
おまもり:絵本がたくさんあると、子どもたちも選ぶのが楽しくなりますね。
菅原園長:各部屋にも豊富に本があり、夕方に自分で読んだり、文字読みの時間に読むのに使っています。子どもたちが絵本から学ぶことは、本当にたくさんあるんです。
ヒロコメソッドの秘密
おまもり:今は・・・卒園式の練習中ですか?子どもたちがすごく真剣に取り組んでいますね。
菅原園長:当園は小学校就学前に基本的生活習慣を身につけ、自立できるようにと考えています。『自分のことは自分で出来る』を心がけているんです。ただし、子どもたちに無理はさせないということが前提です。年齢にあった自立が大切だと考えているので、もちろん乳児には、乳児に合ったサポートをしています。乳児期の信頼関係を土台に、幼児につなげていくイメージです。
おまもり:すごくポリシーを感じますね。
菅原園長:そうなんです。法人独特の『ヒロコメソッド』に取り組んでいます。私は他にはないプログラムだと考えています。そして2023年4月から認定こども園になり、認定こども園としてできることがある点も、保護者様には喜んでもらえると思っています。「カリキュラム内容が充実しています!」という点は、声を大にしてお伝えしたいです笑!
おまもり:しっかり伝えましょう笑 時代のニーズをしっかりと捉えているわけですね。
菅原園長:昔は「家が近いから」という理由で園を選ぶ人も多かったですが、今は「保育内容が気になって見学に来た」という保護者様も増えていますよ。
おまもり:保育園もいよいよ『選ばれる時代』ということを感じます。「しっかりしている園に入れたい」という保護者の気持ち、よくわかります。
園庭は大通公園!
菅原園長:外遊びに出かけます。この立地ならではの、ある有名な公園へ行きましょう。
おまもり:地下通路を通っていくんですね。なんだか冒険みたいで楽しいですね。そしてこの公園は・・・
菅原先生:そう、大通公園です!大通公園で雪遊びができる保育園は、なかなか珍しいと思いますよ。特別感が出ますよね。朝から外遊びに出るときは、午後にカリキュラムを入れています。札幌の冬は寒いですから、気温や天候を見て臨機応変に対応しています。初雪だ!というときは、本来の予定を変更して午前から外に出て季節を楽しめるようにしています。
おまもり:カリキュラムを持ちつつ、柔軟に対応しているのですね。
菅原先生:そして大通公園では毎年、有名な『さっぽろ雪まつり』があります。先日も、子どもたちと一緒に行きました。観光客の方たちが微笑ましく子どもたちを見てくれますね。
おまもり:今も、子どもたちを見る一般の方たちの目が優しいなぁと思っていました。
菅原先生:ありがたいですよね。そして保育園から大通公園とテレビ塔が見えるんです。そして今後の都市計画で、園とテレビ塔の間にある北海道電力のビルを取り壊し、大通公園が目の前まで延長されることになっています。今から楽しみです。「当園の園庭は大通公園です!」と保護者様にはお伝えしています笑
おまもり:大通公園が園庭の保育園!とても広い園庭で、うらやましいです笑
菅原先生:ありがとうございます。では、園の方に戻りましょうか。
パーテーションとアプリ
おまもり:お部屋はパーテーションで仕切られているんですね。
菅原園長:何か困ったことがあるときに助けを呼びやすいですし、すぐに駆けつけられるのが利点です。園長としては、全体を見渡しやすいですし、何かあっても素早く対応できるので保護者様に安心感を持って預けていただける構造ですね。
おまもり:このタブレットは登降園管理で使っているんですよね?系列園でも見ました。やはり、便利ですか?
菅原園長:便利ですよ。保護者様からも好評です。また、当園は関東にある高砂福祉会が母体なので、関東のものが入ってくるのが早いんです。今ではこういった登降園管理のアプリは多くの園で導入されてきていると思いますが、当園はかなり前から導入していました。良いものがすぐに入ってくる、これは当園の強みですね。
張り紙と側転
おまもり:張り紙が結構ありますね。体操では、何か目標を達成すると名前を書いてもらう仕組みですか?
菅原園長:出来るようになったことをアナウンスすることでその子の自信にも繋がりますし、子ども同士で高め合うこともできるんですよ。保護者様にも伝えられますし、子どもたちが目標に向かって頑張っている姿を見ると、保育士のモチベーションにもなっています。
おまもり:体操の様子も見せてもらいましたが、すごい側転でしたね。
菅原園長:毎日の積み重ねの成果ですね。体操はヨコミネ式を取り入れていて、徐々に難易度が上がっていきます。レベルがあがっていくことを子どもたちも楽しんでいますね。
立腰教育と日々の積み重ね
おまもり:日々の積み重ね、ですね。あれ?5歳児の椅子には背もたれがないんですか?
菅原園長:立腰(りつよう)教育を大切にしています。正しい姿勢を知ることが出来ますし、正しい姿勢は気持ちを落ち着かせることができますから。5歳児のこの時期だからこそ出来ることですよ。学習のときは、1人1つの机で学習をするようにしています。集中して取り組めるような環境を作ってあげることが大切なサポートだと思うんです。就学への準備の一つですね。
おまもり:様々な教育的なカリキュラムや考えを取り入れていますね。いつでも小学校へ行けそうです。これだけ色々なことを園でやってもらえると、とてもありがたいです。反面「うちの子はできるのかしら・・・」と気になる保護者もいらっしゃいますか?
菅原園長:そのような相談をしてくださる保護者様もいます。私たちは、『みんな無限の可能性を持っている』という考えで子どもたちと向き合っています。その子によって、目標を達成するまでに要する時間は違いますが、例えば1日5分など、ちょっとだけ多めに取り組むことで目標に近づくかもしれません。
おまもり:やはりここでも、毎日の積み重ね、ですね。
菅原園長:もちろん、子どもが自らやりたいと思える声掛けや環境があってこそです。毎日の積み重ねなので、少しずつ積み重ねていくことで目標を達成して、達成感を味わうと、自信がついて、そこから子どもって変わるんです。子どもが壁を乗り越えた瞬間に立ち会えるというのは何度経験しても本当に感動しますよ。今年の5歳児は、跳び箱6段を全員が跳べるように頑張ろう!という目標を立てて取り組んでいたのですが、見事全員跳べるようになったんですよ!
おまもり:全員が6段!先生たちが信念を持って子どもたちと関わる事で、子どもたちも変わっていくということなんですね。
園長インタビュー
おまもり:続いては菅原園長に色々とインタビューさせてもらいますね。よろしくお願いいたします。
菅原園長:よろしくお願いします。どんどん聞いてください!
園長のご経歴
おまもり:まずはじめに、ご経歴を教えて下さい。
菅原園長:専門学校を卒業後、別の法人や公立保育士などで5年とちょっと、保育士をしていました。その後、高砂福祉会に入りました。入社後は保育士として5年弱働き、その後、園長になりました。入社して10年になります。当時は男性保育士が少なく転職活動にも厳しさを感じましたが、高砂福祉会に採用していただけたので、今に至る、という流れです。
おまもり:昔は男性保育士、珍しがられましたよね。今は昔よりも増えているイメージです。他にも男性保育士さんはいらっしゃるんですか?
菅原園長:おりますよ。男性保育士だからこそ子どもたちにしてあげられることもあります。特に高砂福祉会は『カリキュラムが多様』だからこそ、各々の強みを発揮し合って子どもと関わっていけるんです。男性女性に関係なく、それぞれの強みを発揮できますね。
おまもり:一人ひとりの先生が輝ける場があるということですもんね。
菅原園長:そして色々な先生と関わり合えることが子どもたちにとっても、良い刺激になると思っています。
残業・有休について
おまもり:ここからは制度面のお話を聞かせてください。ズバリ、残業の状況は?
菅原園長:他の園に比べると少ないと思います。お子さんの帰宅時間に合わせたシフトの残業が、1人月10時間程度です。札幌の中心なので保護者様も遅い時間まで働いている方が多く、その点が影響しています。昨年までは月5時間程度だったんですけどね。しかし、4月から認定こども園になって職員の人数配置が充実するので、残業時間はまた減っていく予定です。
おまもり:詳しくお答えいただき、ありがとうございます。遠慮せず突っ込んだことをどんどん聞いていきたいと思いますが…有休はみなさん使えていますか?
菅原園長:何でもお答えするので、どんどん聞いてください!有休は、全員5日は必ず取れるようにしています。お盆など子どもが少ない時期は特に積極的に取ってもらうようにしています。みんながバランスよく有休が取れるようにシフトを組んでいます。
産休・育休について
おまもり:産休育休の制度の利用状況はいかがですか?
菅原園長:現在、1名の先生が取得しているところです。当園では、当たり前のように取れるようになっています。自分を含めて、男性職員も育休を取得しているんですよ。以前は3日だったけど、今は1週間取れるようになっています。そのあたりは充実した体制になっていると思います。
おまもり:男性保育士が育休を取得できると、育児参加が出来て良いですね。
菅原園長:育児は家族でするものですからね。
離職について
おまもり:離職についても聞いても良いですか?
菅原園長:年度途中の退職者が若干名いましたが、年度末の退職はゼロです。新年度は、新しい先生も入ってくるので、充実した人数体制にしていけると思っています。
おまもり:ありがとうございます。園長先生が、より良い園にするために今後取り組みたいことはありますか?
菅原園長:園長として、園での取り組みをもっと外部にアピールしていきたいと思っています。カリキュラム内容や発表会など、園の特色を知ってもらいたいですね。「良い取り組みをしています!」と自信を持って言えるので!あとは、先生たちの紹介もしていきたいです。元気な先生、素晴らしい先生がたくさんいるので、もっと周りに伝えていきたいなと思っています。
おまもり:この記事がその手助けになれば嬉しいです!
求職者に向けて
おまもり:では、求職者に向けて伝えたいことはありますか?
菅原園長:なんといっても当園の立地の良さについてお伝えしたいですね。地下鉄東西線のバスセンター駅に直結しているので、どの地区に住んでいても通いやすいと思います。
おまもり:さっき、お散歩のときに気が付きました!駅直結で天候に関係なく通勤できるのはすごくいいですね。
菅原園長:そうなんです。更に、これは地味にすごく喜ばれることなんですが、札幌中心部のビルの保育園なので、雪かきをしなくていいんです。当園に転職してきた保育士は、この点にかなり喜ぶことが多いですね。「前の職場、雪かきがとにかく大変でした・・・」という声が多いので。
おまもり:言われてみると、重労働の雪かきから完全に開放されるのは札幌ではかなり珍しいでしょうね。
菅原園長:そして勤務後には、大通駅や札幌駅で買い物をして帰れますので、プライベートも充実しますよ。仕事面では、カリキュラムがしっかりしていて、仕事の手順が整理されているので、新卒の先生や転職した先生、みなさん不安なくスタートすることが出来ます。研修制度も充実しているので、学びたい人が学べる環境が用意されています。私は専門学校の先生もしているので、学生への理解もバッチリです。入職した方のサポートも得意ですよ!
おまもり:カリキュラムがしっかりとしてるのは、働く人にとっては安心ですね。
入園希望者に向けて
おまもり:続いて、入園希望者の方に向けて伝えたいことはありますか?
菅原園長:先ほどもお伝えしましたが、立地の良さは保護者様の方にとっても大きな魅力ではないかと思います。地下鉄で通えますし、札幌中心部でお仕事をされている方は、仕事帰りにお迎えに来やすいですし、買い物をして帰れるのも便利なのではないかと思います。
おまもり:この立地は、保育士にも保護者にも嬉しいですよね。
菅原園長:また、当園は教育的なことがかなり充実しているので、子どもたちの可能性を引き出すことが出来ますよ。札幌区の西区に系列園があるので、系列園との交流も盛んに行っていますし、園バスに乗って円山動物園や、円山公園、滝野すずらん公園など、園外活動も積極的に行っています。子どもたちの『今しかできない経験』を大切にしています。
最後にメッセージ
おまもり:貴重なお話をたくさん教えていただきありがとうございます。たかさごスクール大通公園の魅力がたっぷり伝わるお話でした!それでは、最後に一言メッセージをお願いします。
菅原園長:カリキュラムと保育を信じ、僕を含めた保育士たちが情熱を持って子どもたちと関わっているので、子どもたちの無限の可能性を引き出すことができますよ。ぜひ、見学に来てみてくださいね。
おまもり:今日はお時間をいただきありがとうございました!
菅原園長:こちらこそ、ありがとうございました。
保育士インタビュー
佐藤先生/5歳児担任/3年目(保育経験トータル7年目)
おまもり:それでは、よろしくお願いします。
佐藤先生:こちらこそ、よろしくお願いします。
ご経歴
おまもり:まずは簡単に、経歴を教えてもらえますか?
佐藤先生:保育歴は7年目で、以前の職場で4年働いて、当園では3年目になります。今は5歳児の担任をしています。転職のときには2つの園を受けました。初めての転職だったのですごく慎重に考えていたのですが、当園の担当者がとても話しやすくて、明るい雰囲気が印象的で「私もここで働けたら良いなぁ」と思ったんです。
おまもり:保育園によっても合う・合わないってありますよね。保育観だったり、人間関係だったり。
人間関係について
おまもり:転職してみて、人間関係はいかがでしたか?
佐藤先生:今の職場は同世代の人がいるので、とても話しやすいです。コロナも落ち着いて来ているので、勤務が終わってからご飯を食べに行ったり、勤務の時間帯が合わない先生とは、お菓子を持ち寄ったりしてコミュニケーションを取っています。
おまもり:保育の仕事は連携することが多いからこそ、人間関係の重要度が高いですよね。
佐藤先生:同じ職場の人としかわかり合えない園の子どもたちのことってありますし…。友だちとはまた違った関係性なのですが、一緒に働いている人たちと仲良く過ごせるととても心地が良いのだなと思っています。
おまもり:職員同士にしかわかり合えない話、結構ありますよね。同志という感じですかね。すごくわかります!
保育園で印象に残っているエピソード
おまもり:では、たかさごスクール大通公園で働いて、一番印象に残っているエピソードを教えてもらっても良いですか?
佐藤先生:入職した時はちょうどコロナが流行したタイミングだったんです。どうなっちゃうのかな?と不安だったのですが、動画で研修を受けることができて、それがすごく勉強になったんですよね。
おまもり:すごく面白いお話ですね。というのも、こういった流れでお話を伺うと保育の話になることが多いんです。でも、今回の切り口はとても珍しいです。
佐藤先生:期待通りの話ではなく、ごめんなさい笑
おまもり:とんでもないです笑 それくらい『いい意味での感動があった』からだと思うので!
佐藤先生:前の保育園では0,1歳児の担任をしていたのですが、それ以外の学年について、ちょっと知識に自信がなくて。経験者である分、聞きにくいこともあるじゃないですか?そんな中で研修を通して自分が受け持ったことがない学年の保育について学べたのは、すごくよかったです。オンラインで出来ることでコロナに対する不安もなくて。そのことも、いいイメージとして強く残ったのだと思います。
おまもり:経験者だと聞きにくいこと、ありますもんね。
佐藤先生:あと、書類の書き方についても先輩の先生がすごく丁寧に教えてくれたことも印象に残っています。保育園によっては、「背中を見て学んで」というスタンスの園もあるじゃないですか?そうやって最初に言われるとその後なかなか聞きにくいと思うんですけど、当園は週案日案の細かい書き方までしっかりと教えてくれるので、親切でありがたいなと思いました。事前にしっかりと教えてもらえる分、保育に対しても不安は少なかったです。
おまもり:「背中を見て学んで」という園、まだまだ多いですよね。丁寧に教えてもらえるということは、新卒の先生にとっても働きやすい職場ということですね。
佐藤先生:新人の先生にも、転職の先生にも優しい職場だと思います。
たかさごスクール大通公園の働きやすいところ
おまもり:働きやすさを感じることろを教えてもらえますか?
佐藤先生:この園はカリキュラムがしっかりとしているので、どのように保育をすべきか決まっていることで働きやすいなと感じています。体操指導も行っていますが、オンラインの研修でわかりやすく教えてもらえますし、カリキュラムの研修を受けることができます。カリキュラムの研修と聞くと、固いイメージがあると思うのですが、研修というよりも笑いを交えながらの和気あいあいとした雰囲気で楽しいです。
おまもり:そういった形の研修であれば、楽しく学ぶことができそうですね!
佐藤先生:私も最初は、「自分にできるかな?」と思いましたが、周りの先生たちが温かくフォローしてくれるので、そんな心配はいりませんでした。何よりも、子どもたちがカリキュラムの保育内容をすごく楽しんでくれているんです。カリキュラム保育を通して、「こんなことができるんだ!」と、子どもたちの無限の可能性に気づくことが出来ます。
おまもり:具体的な解答、ありがとうございます。カリキュラムと聞くと何となく固いイメージを持ってしまいがちですが、『子どもたちの無限の可能性に気がつける』という考え方はすごく素敵です。保育内容が決まっていると、どう動いていくかわかりやすくて良いですね。
佐藤先生:あとは、立地が良いところも大きな魅力だと思います。勤務後に買い物にも行きやすいので、すごく便利です。
おまもり:そのお話は園長先生も話していました笑 札幌の真ん中!ですもんね。
たかさごスクール大通公園に入って良かったこと
おまもり:たかさごスクール大通公園に入職して良かったと思うことを教えてもらっても良いですか?
佐藤先生:今までの私は、子どもたちの出来る事を決めつけがちでした。保育園児に跳び箱10段は無理だろう、とか、字の読み書きは小学校に行ってから勉強するものだろうと考えていました。
おまもり:大人が勝手に持っている、固定概念ってありますよね。
佐藤先生:ですよね。でも、子どもが自ら漢字を書きたがったり、難しいことに自分から生き生きと挑戦する姿を見て、関わり方でこんなに変わるんだと、とても驚きました。跳び箱を跳んでいる姿を見て、やりたい気持ちがあれば、ここまでできるんだ!と子どもたちを見て教えてもらっています。ここで働かなかったら気づけなかったことだと思います。
おまもり:お話を聞いていると、私自身も子どもの可能性にまだまだ気が付いていなかったんだと思い知らされます。子どもの姿から学べることって本当にたくさんあるのですね。
佐藤先生:子どもは鏡だと言いますもんね。あとは、先生たちの連携の良さも魅力です。園の造りがワンフロアなので、困ったときに隣の部屋の先生にヘルプを頼みやすいですし、職員室も近いのですぐに駆けつけてもらえます。一人で保育をするのではなく、みんなで見るという形で保育ができるので、連携がしやすくて助かっています。
おまもり:助けを呼びやすいというのは、保育をする上でとても大切なことですよね。保護者も安心して預けられそうです。
保護者との関係性
おまもり:保護者といえば、保護者との関係性はどうですか?
佐藤先生:ありがたいことに、優しくて、話をしやすい保護者様がたくさんいらっしゃいます。何気ない日常的な会話のやり取りもできるので接していて、とても楽しいです。良い関係性を築けていると思います。
おまもり:日常的にコミュニケーションが取れていると、関係性を築きやすいですよね。素敵です。今日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
佐藤先生:こちらこそ、ありがとうございました。
連絡先のご紹介
いかがだったでしょうか?
この記事で、たかさごスクール大通公園の魅力が伝われば嬉しいです。
興味を持った方はぜひ、見学やお問い合わせをしてみてくださいね。
たかさごスクール大通公園の連絡先